2014年3月30日日曜日

外部と地域が交流し合うところから始まるのが着地型観光

●外部との交流が観光の鍵

 観光スタイルがそういう風に変化しているわけですから、観光が地域の町おこし、地域振興に役立つところまで、レベルが上がってきているわけです。観光客はただ1回来るだけでなく、リピーターになっていきますから、お互いに交流が生まれて、今度は地域の人が観光客が住んでいる町を訪れるという現象も起きています。
 この着地型観光は、交流、創造、体験などの価値を作っていきながら、新しい観光スタイルを生み出しているのです。つまり、文化を生み出しているというわけです。そしてそこから雇用とか産業といった経済価値を生み出していくのが最終の目標ですが、文化と経済というのは今は学問的にも全く未知の分野ですが、今後に期待したいところです。
 このように、まちづくりと同じような考え方ですが、ちがうのは外部と地域が交流し合うところから始まるのが着地型観光です。
 それと空間・施設など過去のストックの活用も、やはり新しく作るよりは環境にやさしく人間的な手法ですから、これもまちづくりと親和する観光的な手法です。都市にはこうしたストックを含め、あらゆる文化がそろっています。それが点在している場合もあります。だから、ネットワークできる多様性があるということで、どんな観光形態にも対応できるという点では、着地型観光と相性のよい資源のあり方ではないかと思っております。

 このように、まちづくりにも観光という手法が使えると私は思っています。物の価値を創造して交流していくということは、当然それが産業になり、雇用に通じるということです。ですから、こうした手法はより大きなまちづくりや環境整備の分野でも貢献できるのではないかと考えています。

http://web.kyoto-inet.or.jp/org/gakugei/judi/semina/s0810/cha012.htm


2014年3月13日木曜日

樋渡市政1期目の企業誘致は2社で290名、2期目は8社で760名。総計で1,050人

今年度最後の企業進出協定
takeo.jpg 株式会社サニックス が、朝日町に新規事業所を設立することが決定し、本日(3/6(木))に企業進出協定を締結。株式会社サニックスは、既に平成3年3月に武雄工業団地(若木町)へ進出、操業いただいている企業で、近年では主に産業用太陽光発電に注力されています。
 このたび、この太陽光発電システム機器製造における事業拡張と更なる企業活動の充実を図るため、朝日町中野の事業用地へ進出されることが決定しました。
 平成26年夏ごろに操業予定で、今後段階的に70名程度の新規雇用を計画されています。
 別に選挙前だから誇示するわけではないんですが、樋渡市政1期目の企業誘致は2社で290名、2期目は8社で760名。総計で1,050人。この数字だがどれだけ凄いかと言うと、不況下に加え、近隣3自治体を足し合わせてもこの8年で合計300人を割っていること。
 企業立地担当の北川理事、千賀課長、そして、魅力溢れる職員のみんなのおかげです。羽田空港で飛行機を待っていたら、知らない方から、「私はこういう企業のトップですが、あなたのところの池田さんは、私が絶対に獲得したい人物です。あれだけ市を愛し、市長を愛し、頑張る人間は見たことがない。」と力説されたこともあります。また、別の方からは、「松尾謙一さんには惚れましたよ。あの行動力、説得術、何よりも誠実さ。樋渡さんはスタッフに恵まれていますね。」とも。
 そうなんです。僕は決めるだけの人間。99%は、魅力溢れる同僚職員のおかげ。彼らがチームとなって頑張っている成果が、この数字に現れていると思っています。そして、市議会。変な人たちも少なからずいますが、大半の真っ当な議員さんたちは、全面的に、このチームを応援してくれる。ありがとうございます。感謝します。





2014年3月11日火曜日

演技性パーソナリティ障害

演技性パーソナリティ障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BC%94%E6%8A%80%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3

診断基準

  1. 自分が注目の的になっていない状況では楽しくない。
  2. 他人との交流は、しばしば不適切なほどに性的に誘惑的または挑発的な行動によって特徴づけられる。
  3. 浅薄ですばやく変化する感情表出を示す。
  4. 自分への関心を引くために絶えず身体的外見を用いる。
  5. 過度に印象的だが内容の詳細がない話し方をする。
  6. 自己演技化、芝居がかった態度、誇張した情緒表現。
  7. 被暗示的、つまり他人または環境の影響を受けやすい。
  8. 対人関係を実際以上に親密なものとみなす。

自己愛性パーソナリティ障害
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%84%9B%E6%80%A7%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%8A%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E9%9A%9C%E5%AE%B3

診断基準


  1. 自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績や才能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れていると認められることを期待する)
  2. 限りない成功、権力、才気、美しさ、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
  3. 自分が “特別” であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人たちに(または施設で)しか理解されない、または関係があるべきだ、と信じている。
  4. 過剰な賞賛を求める。
  5. 特権意識、つまり、特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。
  6. 対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
  7. 共感性の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。
  8. しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
  9. 尊大で傲慢な行動、態度

満足感を高めて習慣化させる3つの条件

お客を「虜」にするための3つの秘訣
活用してみたい「習慣化」の法則
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140307/260688/?rt=nocnt


ユーザーの満足感を高めて習慣化を実現させるために、1)社会的なリターン、2)追求の喜び、3)個人的な達成感の3つの満足感の実現を提唱している。
 「社会的なリターン」は、他人に認められたり、受け入れられたり、重要な人物だと思われることで達成される。フェイスブックの「いいね!」ボタンとコメントがその例だ。「いいね!」やコメントをたくさんもらうとまたフェイスブックに書き込みたくなる、という心理的なメカニズムが働き、頻繁に書き込むようになる。
 2番目の「追求の喜び」は、新しい情報がどんどん入ってくることや情報収集することによって得られる興奮だ。エヤール氏は、ツイッターやピンタレストの人気の秘密は、この「追求の喜び」にあると説明する。最近ニュースアプリが人気だが、ニュースという新しい刺激に興奮感を覚え、その中から自分の興味がある情報を選び出して読むことで満足度を得るのではないかと思われる。
 最後の個人的な達成感は、目的を達成することなどで得られるが、ゲームアプリなどではとくに重要な動機付けになると考えられる。

2014年3月6日木曜日

「成長する考え方」と「成長できない考え方」の違いが20年の研究で明らかに

http://gigazine.net/news/20140213-fixed-vs-growth-brain/?fb_action_ids=607827579286406&fb_action_types=og.likes&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B192078287668749%5D&action_type_map=%5B%22og.likes%22%5D&action_ref_map=%5B%5D


自分の持っている知性やクリエイティビティを天性のものであり、自分の力ではどうにもならないものと考えている人も多いのですが、それこそが人の限界を決める思い込みであり、「成長する思考態度」を持つと人は自分の知性や能力を伸ばしていくことができる、ということが、スタンフォード大学の教授である心理学者のCarol Dweck博士の行った20年にわたる研究で明らかになっています。

この、自分の成長を自分自身で邪魔してしまう「固定された思考態度」と、「成長する思考態度」を図で分かりやすく表すと以下のような感じ。


「固定された思考態度」は根本に「自分をよく見せたい」という欲求があるため、失敗する可能性がある挑戦を避けたがります。障害にぶつかった時のあきらめも早く、努力は実を結ばないと考えがちです。批判に対し、例えそれが有用なものであってもネガティブな意見であればフィードバックを無視してしまい、他人の成功に脅威を感じます。そして自分の能力を出し切ることができず、早い段階で能力の伸びが頭打ちの状態へと移行してしまいます。

一方「成長する思考態度」はまず「学びたい」という欲求から始まるため、挑戦を喜んで受け止め、逆境にぶち当たっても粘り強く堪えます。努力は熟達への通過点と考え、批判から学び、他人の成功からも学んだりインスピレーションを受けたりするという流れ。根本にあるのが「学びたい」という考えのため、全てを雪だるま式に吸収し、高い成功レベルへと到達できるというわけです。

つまり、「固定された思考態度」の人は世界を決定論的な見方で見ているため、今自分がやっている「過程」に意味を見いだせず、「成長する思考態度」は自由意思を行為者に与えるのです。