クラウドファンディング方式の落とし穴に危うくはまりかけた衣料品のECサイト「Flint and Tinder」
ブロンシュタイン氏はKickstarterで投資を募集したときに、受け入れる投資額の上限を設定しなかったことを後悔した。貯金をはたいて手数料を負担し、注文してくれた人たちに全額返却してプロジェクトを中止する以外にないと思い始めていた。
以前、事業でパートナーを組んでいた友人に状況を打ち明けた。プロジェクトを中止する気持ちはほぼ固まっていたが、最後に「もう中止すればいいじゃないか」という一言を誰かの口から聞きたかったのだ。
しかし友人から返ってきたのは「ただ戦い続けろ」という言葉だった。
「いや、僕はもう戦いたくないんだ!」と内心で叫んだが、友人の手前、あと1日だけ頑張ろうと決めた。その1日が終わると、あともう1日だけ頑張ろうと考えなおした。そういう日々の繰り返しだった。
供給業者、提携相手、デザイナー、郵便局、保険会社と戦った。戦い続けるうちに戦い方が上達した。そしてどうにか製造ラインが流れ始めた。
「ビジネス書を買うのが僕の習慣だが、最後まで読み通せる本は少ない。そういう本で語られる言葉は僕にはピンと来ないものがほとんどだ。今までに僕が聞いたビジネスのアドバイスの中で最高の言葉、それは『ただ戦い続けろ』だ」
戦い続けた結果、ブロンシュタイン氏は優れたブランドに欠かせない、大事なあるものを手にすることができた。それは「ストーリー」だ。
2013年4月27日土曜日
2013年4月22日月曜日
“論理”と“感情”の両面をバランスよく充足しなければ買ってもらえない
商品の特徴に代表される、買う時の“論理”を伝える前に、生活者が買う時の“感情”をクリアすること、すなわち“論理”と“感情”の両面をバランスよく充足しなければ買ってもらえない、ということに気付かずに(気付いているのに、忘れてしまって)プランニングをしている実態をよく見かけます。
http://japan.cnet.com/marketers/sp_integrate/35030963/2/
「論理(商品特徴)」と「感情」のバランスをとるマーケティング
「購入者」の皆さんは、この商品を使用することで、自身も気になっていた白髪ケアができ「若々しく見えそうだ」という「期待感にあふれた感情」がわきあがり、すぐに購入を決めました。一方で、非購入者の方は、より複雑な感情を持ち、それがボトルネックとなって購入に至らなかったのです。
生活者からすれば、商品を使うということは「自身のライフスタイル」の一要素を構成する存在であり、そこには「自身の価値観・信条」と折り合っているかどうかを吟味するプロセスが存在します。そもそもこの「価値観・信条」との折り合いから生まれる「感情」をクリアしない限りは、どんなに「商品の特徴が優れた」商品であっても購入がされにくいのです。私はこの事例に直面して、あらためて思い知らされました。
では、「論理(商品特徴)」と「感情」のバランスをとるマーケティングとはどういうことなのでしょうか。
このメーカーでは「論理(商品特徴)」のことをきちんと説明する広告・販促活動はしていたので、それは維持すべきです。ただし、その前に「感情」の部分に対処するマーケティングがどうしても必要になります。
前述の「恥ずかしい」「潔くない」という「感情」に対処していくために、例えばですが「白髪ケアを始めた(始めたいと思っている)中年男性が増えている」という情報や「白髪の有無が、女性社員の中年男性社員の印象形成に大きく影響している」という情報を出すことが効果的になってくるかもしれません。
これも別の以前の事例ですが、プロモーションに苦戦していたある高齢者向けのケア商品で「この商品を、みんなもう使っています」ということを訴求するテレビCMを展開したところ、売り上げが急増したというケースがありました。世代を問わず、新しいものをトライアルしてもらうには「周囲がみんなやっている(恥ずかしくない)」という感情を補完することが必要というのは、「日本人共通の“インサイト”」なのかもしれません。
いずれにせよ、消費者の心を動かしている欲求を理解し、最終的に需要の創造につなげるためには、「論理」「感情」の両面を見据えての情報開発や発信がとても重要ということを日々の業務で強く実感します
http://japan.cnet.com/marketers/sp_integrate/35030963/2/
「論理(商品特徴)」と「感情」のバランスをとるマーケティング
「購入者」の皆さんは、この商品を使用することで、自身も気になっていた白髪ケアができ「若々しく見えそうだ」という「期待感にあふれた感情」がわきあがり、すぐに購入を決めました。一方で、非購入者の方は、より複雑な感情を持ち、それがボトルネックとなって購入に至らなかったのです。
生活者からすれば、商品を使うということは「自身のライフスタイル」の一要素を構成する存在であり、そこには「自身の価値観・信条」と折り合っているかどうかを吟味するプロセスが存在します。そもそもこの「価値観・信条」との折り合いから生まれる「感情」をクリアしない限りは、どんなに「商品の特徴が優れた」商品であっても購入がされにくいのです。私はこの事例に直面して、あらためて思い知らされました。
では、「論理(商品特徴)」と「感情」のバランスをとるマーケティングとはどういうことなのでしょうか。
このメーカーでは「論理(商品特徴)」のことをきちんと説明する広告・販促活動はしていたので、それは維持すべきです。ただし、その前に「感情」の部分に対処するマーケティングがどうしても必要になります。
前述の「恥ずかしい」「潔くない」という「感情」に対処していくために、例えばですが「白髪ケアを始めた(始めたいと思っている)中年男性が増えている」という情報や「白髪の有無が、女性社員の中年男性社員の印象形成に大きく影響している」という情報を出すことが効果的になってくるかもしれません。
これも別の以前の事例ですが、プロモーションに苦戦していたある高齢者向けのケア商品で「この商品を、みんなもう使っています」ということを訴求するテレビCMを展開したところ、売り上げが急増したというケースがありました。世代を問わず、新しいものをトライアルしてもらうには「周囲がみんなやっている(恥ずかしくない)」という感情を補完することが必要というのは、「日本人共通の“インサイト”」なのかもしれません。
いずれにせよ、消費者の心を動かしている欲求を理解し、最終的に需要の創造につなげるためには、「論理」「感情」の両面を見据えての情報開発や発信がとても重要ということを日々の業務で強く実感します
2013年4月13日土曜日
未来の雇用を生み出すのは、従来型の大企業雇用か、個人やチームのネットワーキングか
2030年のビジネスモデル
未来の雇用を生み出すのは、従来型の大企業雇用か、個人やチームのネットワーキングか
http://diamond.jp/articles/-/34483
インターネットが社会のインフラとなり、ネットワーク上でやり取りできる仕事の種類が増えている。例えばパワーポイントの作成、ライティング、翻訳、ミニリサーチ、デザインやロゴマークの開発、ウェブ制作、アプリケーション開発などだ。これらの仕事の遂行は非対面でも可能であり、働く場所も自由になった。これと並行して、従来の正規社員や派遣社員という枠組みに縛られないフリーランス・ワーカーや「多足のわらじ」のように、兼業・プロジェクト型で仕事をする人たちも拡大している。
人と仕事のマッチングのみならず、仕事の遂行、契約、決済までを一気に完結させることができる新たなワーキング・プラットフォーム――吉田さん率いるクラウドワークスは2012年3月にサイトを公開、わずか1年でクライアント数は6000社を突破、登録ワーカー数も2万3000人を超え、急速にその支持を獲得し始めている。
受注する個人にとっては、仕事する時間や場所を発注者の都合で固定化されず比較的自由に働くことができる。極端に言うと発注企業と直接顔を合わせる必要すらないため、在宅でも、喫茶店でも、旅の途中でもどこで仕事をしてもかまわない。
クラウドワークスを利用する発注企業の約60%が首都圏立地の企業であるのに対し、登録ワーカーの60%以上が首都圏外の地方居住者
クラウドワークスへの登録ワーカーの70%は35歳未満と若く、90%が組織雇用されていないフリーランスである。
現状、クラウドワークスの登録ワーカーの最上位者の時給は5000円程度であり、収入は月収70万円程度に達する人もいる。
未来の雇用を生み出すのは、従来型の大企業雇用か、個人やチームのネットワーキングか
http://diamond.jp/articles/-/34483
インターネットが社会のインフラとなり、ネットワーク上でやり取りできる仕事の種類が増えている。例えばパワーポイントの作成、ライティング、翻訳、ミニリサーチ、デザインやロゴマークの開発、ウェブ制作、アプリケーション開発などだ。これらの仕事の遂行は非対面でも可能であり、働く場所も自由になった。これと並行して、従来の正規社員や派遣社員という枠組みに縛られないフリーランス・ワーカーや「多足のわらじ」のように、兼業・プロジェクト型で仕事をする人たちも拡大している。
人と仕事のマッチングのみならず、仕事の遂行、契約、決済までを一気に完結させることができる新たなワーキング・プラットフォーム――吉田さん率いるクラウドワークスは2012年3月にサイトを公開、わずか1年でクライアント数は6000社を突破、登録ワーカー数も2万3000人を超え、急速にその支持を獲得し始めている。
受注する個人にとっては、仕事する時間や場所を発注者の都合で固定化されず比較的自由に働くことができる。極端に言うと発注企業と直接顔を合わせる必要すらないため、在宅でも、喫茶店でも、旅の途中でもどこで仕事をしてもかまわない。
クラウドワークスを利用する発注企業の約60%が首都圏立地の企業であるのに対し、登録ワーカーの60%以上が首都圏外の地方居住者
クラウドワークスへの登録ワーカーの70%は35歳未満と若く、90%が組織雇用されていないフリーランスである。
現状、クラウドワークスの登録ワーカーの最上位者の時給は5000円程度であり、収入は月収70万円程度に達する人もいる。
2013年4月11日木曜日
政治家とは?「決断と説明責任」
「政治家とは? 」と聞かれると、「決断と説明責任」と決まって答える。官僚時代にいやというほど、自分の目で、改革の機運が失われていく現場を見てきた。「行政改革や教育改革、子育てなど、いま国でも地方でも論議されているものは、ほとんど論点が出尽くしている。後はやるか、やらないかだけだ」。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130411-00013590-toyo-soci&p=3
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130411-00013590-toyo-soci&p=3
2013年4月4日木曜日
右脳的な発想と、左脳的な緻密さを融合させる
今こそ右脳的な発想と、左脳的な緻密さを融合させることが重要なのだ。電機メーカーや自動車メーカーは、もの作りの感性を生かす右脳的な柔軟さを、ファッション産業では、経営をより戦略的に進める左脳的な緻密さを。それぞれが内包する「バカの壁」を取り払うことが、競争力を磨く第一歩であろう。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130401/245949/?P=2&nextArw
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130401/245949/?P=2&nextArw
2013年4月2日火曜日
人を惹きつけられる人
「何でも一人でやろうとする人」に仲間は集まらない
「仲良くなってから夢を語る」では遅い
「できないこと」「弱み」をさらけ出す
信頼して、任せきる
http://www.j-cast.com/mono/bookwatch/2013/03/28171533.html
「仲良くなってから夢を語る」では遅い
「できないこと」「弱み」をさらけ出す
信頼して、任せきる
http://www.j-cast.com/mono/bookwatch/2013/03/28171533.html
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