2013年8月20日火曜日

起業3年の法則

プログラマー流ビジネスモデル構築

http://wirelesswire.jp/management_theory_by_programmer/201308181632.html


実はどのビジネスモデルも、最初はすべて対面営業に頼っていたのです。

B2C(一般消費者向けビジネス)は利益があがるまでかなり時間がかかり、しかも資本が必要です。当初からB2C(今で言えばO2O)を指向していたDeNAのビッダーズも黒字化するまで3年かかったと言います。
ところが起業を志望する学生の多くは、B2Bビジネスをとても嫌がります。
社会に出た経験がないので、B2Bが得体の知れない、泥臭い仕事だと思っているフシがあります。
でも結局、学生起業でもうまく行ったのはB2Bでスタートしていることが多いのです。

起業3年の法則

起業1年目は、知り合いから仕事をもらうことができます。多くの場合、前の会社から自分のやっていた仕事を外部業者として引き継いだり、「起業した」という噂を聞きつけた知人がご祝儀も兼ねて仕事を投げてきたりしてきます。

起業2年目になると、第一の試練です。これは1年目にご祝儀として貰った仕事をきちんとこなせていれば、向こうがお得意様になってくれて継続的に仕事が貰えます。しかし同時に金回りが良くなってきて仕事も増えると、どうしても社員を雇わなければならず資金の変換効率が下がります。雇ったばかりの社員は基本的には会社のお荷物です。給料分働くことさえほとんど期待できませんが、雇わなければ仕事がまわらないので雇うしかありません。それでもこの段階でつぶれる会社はあまりないです。信用保証協会から保証付きで1000〜3000万円程度の運転資金を借りることができます。これでなんとか凌げます。

起業3年目、これが試練の本番です。知り合いで仕事をくれそうなルートは漁り尽くし、悪いときは相手の会社がつぶれていたり、懇意にしてた部長が引退していたり、とにかく悪いことは全部起きます。仕事を頼んでいた外注先に逃げられたり、社員が横領まがいのことに手を染め始めるのもこの時期です。この時期の社長は舐められ易く、社員からは一ミリも尊敬されていません。


この3年の壁と、次に5年の壁、10年の壁があります。

 会社が5年以上成長を続けると、今度は間接費が多くかかるようになり、増収減益という事態が起きやすくなります。10年が経過すると当初のビジネスモデルは完全に通用しない世界になっていますから、この時点で全く新しいビジネスをスタートできてないと詰みです。膨れ上がった間接費と人件費で会社は死を目前にします。社員をリストラし、事業規模の縮小を余儀なくされるのです。


ジャンプ
たいていのアーキテクチャの「ジャンプ」では、きわめて大胆な割り切りがされます。いわば、割り切りの方法そのものがジャンプの本質なのです。その割り切りは、見方を変えれば自殺行為的ですらあります。しかしジャンプできるかできないかが、優れたアーキテクチャと凡庸なアーキテクチャを分ける決定的な差になっていると言えます。


目先のお金を求めない














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