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人生において脳に最も刺激となるドーパミン
脳科学者・茂木健一郎いわく、ドーパミンが適度に出る行為は、初めての体験、挑戦のときに最も出るとされています。ドキドキとは、結果の一歩手前の状態であり、結果がわからなければわからないほどドキドキが高まります。
例えば大勢の前でしゃべるといった講師の場合も、初めての時にこそ脳が活発に活動するということです。
特にこの物質が出ている時の脳は激しく活動し、記憶力も高まります。
一番わかり易い例として、初キスが上げられていました。
多くの人は、2回めのキスは一切覚えていないものですが、初キスだけは、場所、雰囲気、時間、相手の事などを、鮮明に記憶しているケースが多く、確かに思い返すと2回めのキスは覚えていませんが、初キスだけは別物だなと思います。
初めてのことが多ければ多いほど時間の流れが遅くなる
人は全て、一日24時間とされています。
しかし、これを、早いと感じるか、遅いと感じるか、実は人それぞれなのです。
例えば、小学校の頃や、中学、高校に比べて、社会人になると、時間が早く感じられるという人が多いです。
1年があっという間に終わってしまうと感じている人は、昔のほうが、時間が長く感じられたと解答します。
これは、デビュー効果といって、生まれて初めての体験が脳の刺激となり、その体験が多ければ多いほど、時間が長く感じる事ができる現象です。
つまり、幼少の頃のほうが、初めての体験が多く、初めて仕入れる知識が多いため、時間が長く感じられると言うことです。
もし「最近あまりにも時間がすぎるのが早い」と感じるなら、それは脳がより低スペックPC化している事を意味しています。この状態ではよりよいアイデアも出すのに一苦労です。
脳には、様々な情報が並行して存在しています。別の事柄を別の情報とつなぎ合わせることで面白いアイデアも生まれやすくなります。
そのためにも、より高スペックな演算が可能な脳に鍛えるべく、苦手で避けていること、やったことのないことに挑戦してみてください。
記憶力が同意に高まる為、同じ一年でも、より濃い一年になることでしょう。
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