複雑な仕組みをシンプルに考える
また、面倒くさがりの人は、複雑で分かりづらい仕組みを、「嫌い/好き」「つまらない/楽しい」「悲しい/うれしい」など、シンプルで分かりやすく考えるのが得意です。
例えばプレゼン資料。たくさんの内容が複雑に、難しい言葉で書かれているプレゼン資料を理解するのはなかなか面倒です。そこで面倒くさがりの人は、「つまり……」「一言で言うと……」「最も大切なことは……」などに続く言葉を考え、物事をシンプルに考えようとします。
複雑な仕組みをシンプルに考えることで、「本当に大切なこと」を見い出す機会が生まれます。
人は一度に多くのことを意識できません。複雑な仕組みは理論的には面白いのですが、現場では面倒くさくて使いにくいのです。コミュニケーションで本当に大切なことは、相手をタイプ別に分類してカテゴライズすることではなく、一人ひとりに寄り添い、その人に合わせた対応をしていくことのはずです。
「誰もが簡単に、シンプルな方法で、相手が本当に大切だと思っていることを聞き出し、望ましい姿にリードするためにはどうしたらいいか……」を突き詰めて考えていったら、最終的にたどり着いたのは紙一枚で表現できるシンプルなコミュニケーション手法でした(これを、トライアングルコミュニケーションモデルと言います)。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1208/03/news009.html
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