2013年3月20日水曜日

自分らしい生き方を手に入れるコツ

 米国の組織心理学者のローラ・ナッシュらは、「自分らしい生き方を手に入れるコツ」を探ろうと、100人近い、世間からは「成功者」と呼ばれている人たちにインタビューと、観察実験を行っている。

 その結果、「人と競争したり、世間の価値観に合わせようとしていたのでは、自分らしい成功をつかむことはできない」とし、「幸福感・達成感・存在意義・育成」の4つの要素をバランスよく得られる状況に、“人生の友”として関わり続けるプロセスの重要性を説いた。

成功者の調査から得られた4つのプロセスの重要性


 具体的には次のようになる。

(1)幸福感―人生から喜びと満足感を得ること
(2)達成感―何らかの業績で抜きん出るなど、自らの成長を実感できること
(3)存在意義―「私は意味のある存在である」と感じられる役目を得ること
(4)育成―自分の強みや技能を他者に受け継ぎ、その人の成功を助けること

 これらが含まれるプロセスを見つけられれば、継続して関わっていくことができる。継続することで経験が積み重なると、さらなる満足感や充足感につながっていく。

 結果的に、それが自分の強みとなって、「自分らしい生き方」を手に入れられるのだ。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130318/245154/?P=4&nextArw

2013年3月16日土曜日

マーケターは本来、「新しくない要素の組み合わせで“差異”を作り出せる人」

マーケターのキャリアは似通っていて、ほとんど同じような教育を受けて、同じようなメディアに日々接しているのが現状だと思います。マーケターは本来、「新しくない要素の組み合わせで“差異”を作り出せる人」であるべき。それが人材の均質化によって、「似たような思考」の中で「合理的」に開発された「似たような商品」しか生みだせなくなっているのが現状ではないでしょうか。

この10年、私は投資先としてマーケティング関連企業に関わることもありましたが、今求められているのは原材料の調達から商品開発、そして店頭での販売まで統合的に見ていくような人材でしょう。今や「宣伝」だけで差異を生み出せるような時代ではなくなっている。

ところが外注先に仕事を“丸投げ”してしまうマーケターがあまりに多いですよね。さらに広告会社が提供価値を高めていった結果、流行りの手法に飛びつく企業が増えて、マーケティング手法もコモディティ化していく…という悪循環が起きているんです。


http://www.advertimes.com/20130313/article104662/

MIT 全単位のうち4分の1は必ず文系科目

ここでMITのカリキュラムをざっと説明しましょう。大学生は卒業までに全部で32科目を取得しないとなりません。少なく感じますが、これは数え方の問題で、1科目が日本の4単位なので、全部で128単位です。で、そのうちの4分の1の8科目、32単位相当は、文系科目でなくてはならない。

この文系科目には人類学とか哲学とか社会学などがあるわけですが、こうした文系科目をとるときに、コミュニケーションの授業がセットとなっている科目を必ず2つとらなければいけないんですね。それがライティングとプレゼンテーション、というわけです。

私は東工大で文化人類学を教えています。東工大では、文化人類学をただ私が学生に教えるだけです。これがMITのやり方だと、同じ文化人類学の講義が3種類になります。1つめは普通の講義。2つめは、文化人類学とライティングがセットになった講義。3つめは、文化人類学とプレゼンテーションがセットになった講義です。必ずしもすべての科目で3種類があるというわけではないですが。

つまり、学生は文化人類学の単位を取得しようとすると、(1)普通の講義、(2)ライティングというコミュニケーションがセットの講義、(3)プレゼンというコミュニケーションがセットの講義、この3通りからひとつを選ぶ、というわけですね。8科目の文系科目のうち、1つはライティング、1つはプレゼンがセットになった講義をとらなければ卒業できない、というわけですね。


http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130305/244525/?P=4&nextArw

日本では、「日本の仏教」という独自の宗教になっている。「ご先祖を守る」と「仏教」が合体している

日本の仏教は、もはや在家仏教となっている。先祖信仰とも合体している。お墓参りなんかもそうですよね。

 ところが、もともとのブッダがいう仏教を調べても、先祖信仰なんかどこにもないんですよ。

 つまり、日本では、「日本の仏教」という独自の宗教になっている。「ご先祖を守る」と「仏教」が合体しているわけですから。

 その証明がお寺が墓を守る、という日本の仏教独自の構造ですね。檀家制度も、江戸時代に大衆がうっかりキリシタンにならないように村の構成員を把握するために生まれたもので、もとは仏教とは実は関係ない制度です。

http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20130305/244525/?P=3&nextArw


2013年3月12日火曜日

取引の63.4%が紹介

数千人の中小企業経営者に行った調査によると、63.4%の人が、取引の半分以上が紹介によるものだと感じていました。でも、その一方で79.9%の人が、紹介を生み出す何らかのシステムががないと認めています。企業の経営者はクチコミの持つパワーが強力であることを知りながら、経営者の約8割がそれを活用するために何もしていないのです。


http://www.directbook.jp/bke/index_fb.html

2013年3月9日土曜日

悩みは他人ではなく自分が作っている


http://www.facebook.com/photo.php?fbid=351056245010647&set=a.350043498445255.1073741826.350038128445792&type=1


心理学者のアルバート・エリスによると、僕たち人間の悩みは、何かの出来事によって生じるのではなく、その出来事に対する受けとめ方によって生じます。

そして、その受けとめ方を決めているのが、僕たちのビリーフ(思い込み、信じ込み)です。

ということは、僕たちの悩みをつくっているのは僕たちのビリーフだということになります。

このことをエリス博士は、ABC理論によって説明しました。

僕たちは、自分の人生に起きる出来事(Activating Event)を、自分のビリーフ(Belief)を通して解釈し、その結果(Consequence)として感情や悩みが生じます。
これがABC理論です。

A:出来事(Activating Event)

B:ビリーフ(Belief)

C:結果としての感情や悩み(Consequence)


ある日、A子さんは友だちに声をかけたのですが、その友達から無視をされました。
もしかしたら、その友達から嫌われているのかもしれませんね。

この出来事に対して、A子さんが「人に嫌われるべきではない」というビリーフを持っていたら、その結果として、A子さんは過剰なまでに不安になり、ひどく悩んでしまうでしょう。

なぜなら、起きてはならない出来事が起きたことになるのですから。

また、転職をしたいと思ったB男さんが、そのことを妻に相談したところ、妻が反対をしました。

ここでB男さんが「妻は夫の考えを理解し、協力するべきである」というビリーフを持っていたなら、彼は怒るはずです。
妻が取った言動を、妻としてあるまじき行動だと思うわけですから。

A子さんの強い不安を作ったのは、「友だちから無視をされた」という出来事ではなく、「人に嫌われるべきではない」という、A子さん自身のビリーフです。

B男さんを怒らせたのは、「妻が反対をした」という出来事ではなく、「妻は夫の考えを理解し、協力するべきである」というB男さんのビリーフです。

このような「~であるべき」とか「~であらねばならない」というような融通の利かないビリーフのことを非合理的ビリーフと呼びます。

非合理的ビリーフは、さまざまな悩みや怒りの素になります。

正義感の強い人が、いつも周りの人に対して怒っているのも、「人間は○○であるべきだ」という非合理的ビリーフを持っていることが原因です。

他には
「完全であらねばならない」
「弱いところを人に見せるべきではない」
「相手をがっかりさせるべきではない」
なども非合理的ビリーフです。


もしもA子さんのビリーフが、「人に嫌われないにこしたことはないけど、人間だから好き嫌いもあれば、相性もある」という融通の利くビリーフだったらどうでしょう。
きっとA子さんは、過剰な不安に襲われることはなかったはずです。

また、B男さんのビリーフが、「妻が夫の考えを理解してくれるにこしたことはないが、おたがい違う考え方を持っているのだから、意見が違うことだってある」という柔軟なものだったらどうでしょう。
B男さんは怒ることなく、冷静に妻と話し合えたはずです。


このような、融通の利くビリーフのことを「合理的ビリーフ」と呼びます。

合理的ビリーフの特徴は、柔軟で、ファジー(あいまい)であることです。
車のハンドルにアソビがあるのと似ています。

このファジーさがあるからこそ、思い通りにならない現実に対しても、臨機応変に融通を利かせて対応できるのです。


適度な柔軟さ、ファジーさを持って生きたいものです。

2013年3月6日水曜日

2013年3月3日日曜日

よいコンセプトの条件として“3K”「共有力」「期待力」「起点力」

よいコンセプトの条件として“3K”「共有力」「期待力」「起点力」

・共有力・・・そのコンセプトを他人が聞いたときにそこに込められた意味や言いたいことがわかりやすく、明確であること

・期待力・・・コンセプト自体にちょっとした驚きがあったり、楽しくワクワクするような気持ちを抱かせたりする


・起点力・・・コンセプトを聞いて、すぐに商品やサービス、コミュニケーションなどさまざまな領域のアイデアがどんどん湧いてくるかどうか


http://www.facebook.com/l.php?u=http%3A%2F%2Fwww.advertimes.com%2F20130301%2Farticle103352%2F&h=AAQHyWWAEAQHMgTiDndahIU9DsfUMb5TKXsWWW5oY9hYfHQ&enc=AZP1jbTkNfVlybo2keZAUfHiBHve0QZMXng33oYAlFlAaqWAoRjGN66mP_iChCM-ZkZcudUBOS30SmkYo-2JfKws&s=1

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http://business.nikkeibp.co.jp/article/NBD/20130227/244294/?ST=pc