2013年3月16日土曜日

マーケターは本来、「新しくない要素の組み合わせで“差異”を作り出せる人」

マーケターのキャリアは似通っていて、ほとんど同じような教育を受けて、同じようなメディアに日々接しているのが現状だと思います。マーケターは本来、「新しくない要素の組み合わせで“差異”を作り出せる人」であるべき。それが人材の均質化によって、「似たような思考」の中で「合理的」に開発された「似たような商品」しか生みだせなくなっているのが現状ではないでしょうか。

この10年、私は投資先としてマーケティング関連企業に関わることもありましたが、今求められているのは原材料の調達から商品開発、そして店頭での販売まで統合的に見ていくような人材でしょう。今や「宣伝」だけで差異を生み出せるような時代ではなくなっている。

ところが外注先に仕事を“丸投げ”してしまうマーケターがあまりに多いですよね。さらに広告会社が提供価値を高めていった結果、流行りの手法に飛びつく企業が増えて、マーケティング手法もコモディティ化していく…という悪循環が起きているんです。


http://www.advertimes.com/20130313/article104662/

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