2014年2月24日月曜日

グーグルには「社内哲学者」という役職がある

グーグルには「社内哲学者」という役職がある


http://www.j-cast.com/kaisha/2011/08/25105271.html?p=all

とことん考えて生まれるイノベーション

   彼は大学に戻り、哲学を学んだ。その結果、
「コンピュータで数量解析ばかりしても、人間の幅広い認識活動を把握することはできないことを悟った。技術至上主義の世界観を捨てることで、まったく新しい発想が生まれるようになった」
   その後ホロウィッツが設立したアードヴァーク社は、多数の人間の知恵を結び付ける方式の新しい検索エンジンを開発した。グーグル社がその独創性に注目し、同社を買収。ホロウィッツはグーグルに「社内哲学者(インハウス・フィロソファー)」として入社した。
   これは、自分の頭で考え抜くことの大切さを教えてくれるエピソードだと思う。とことん考えることで発想が湧き、イノベーションが生まれる。
   何もグーグルや人工知能だけの問題ではない。現代はおよそどんなビジネスでも、ソフトウェアが雌雄を決する時代である。自動車や電機のような「製造業」だって例外ではない。
   アップル社の株式時価総額が25兆円あり、日本の大手電機メーカーがすべてその10分の1以下なのもソフトの力の差だ。物事を本質に立ち返ってじっくり考えることの重要性は、強調しすぎることはないだろう。




「今、参加すると、いいことありそう」という期待値

王道では、高い給料プラス、ストックオプションまで支払わなければならないと「いい人」は雇えない。それを克服するためにはひとつしか手段がなく、それは「今、参加すると、いいことありそう」という期待値を上げるしかないのです。

http://toyokeizai.net/articles/-/31175?page=4


世界を「所有の経済」から「共有の経済」に変えられる?–Uniiverseは協力的生き方のプラットホーム

世界を「所有の経済」から「共有の経済」に変えられる?–Uniiverseは協力的生き方のプラットホーム
http://jp.techcrunch.com/2012/02/08/20120207with-funding-in-tow-uniiverse-launches-a-platform-for-collaborative-living/


  • スローガンは“platform for collaborative living” 〔直訳: 協力的な生き方のためのプラットホーム
  • Uniiverseの使命は、誰もが現実生活の中での活動や奉仕を共有できるためのサービスであること、だ。しかも無料の。
  • それはいわゆる“共有経済”(sharing economy)、人と人とが互いに共有しあって生きていくより良い世界、ユートピア的未来を目指す運動のようでもある。
  • このプラットホームの使命は、一人一人みんなを起業家に変えること、またそれと同時に、オフラインの集まりや協力的活動の便宜を提供し、人びとがより賢く、より幸福な生き方ができるようにすることだ。 
  • Uniiverseは、人びとが食う/寝る/仕事するの単調な日常の殻を破って外に出ること、それまでの仮想世界、仮想ゲームなどから醒めて、きびしく照りつける太陽の下に出てくること
  • 2020年代以降はソーシャルレイヤではなくエンゲージメントレイヤが主役になる〔engagement, 参加性, 体(からだ)を張って関わりを持つこと〕。つまり、人と人を仮想世界ではなく現実世界で結びつけるためのサービスや便宜提供が。


2014年2月23日日曜日

編集者の3つの役割と3つの素養

編集とは、人をほめる技術

「編集」のもともとの意味は、「編んで集める」ということですが、簡単に言うと、3つの機能に分かれます。それは「探して」「つなげて」「見せる」という役割です。言い換えれば、以下の3つになります。
(1)キラリと光る人や情報を探し出す「スカウト」の仕事
(2)人や情報をつなげ、新企画を生む「クリエイター」の仕事
(3)面白い企画をうまくプロモートする「マーケター」の仕事
この3つの仕事をマルチロールでこなしつつ、新企画を生み、それを実現できる人こそが「編集者」と言えます。プロデューサーと言い換えてもいいかもしれません。

サイボウズの勤務体系

自由な働き方を推奨する企業の理想と現実

「サイボウズさんの人事制度は斬新だとよく話題になりますよね。例えば勤務体系が従業員のライフスタイルに合わせて3種類の中から自由に選べるとか。今回は御社のユニークな人事制度と、それらがなぜできたのか、得られた効果についてお話をおうかがいさせていただければと思います。」
サイボウズの勤務体系
  • ワーク重視型(PS2)裁量労働制
  • ライフ重視型(DS)月間残業時間40時間程度
  • ワークライフバランス型(PS)残業なし、もしくは短時間勤務

なぜ日本は生きづらいのか--「商売」と「ビジネス」の違い

なぜ日本は生きづらいのか--「商売」と「ビジネス」の違い

http://japan.zdnet.com/cio/sp_13workshift/35037736/

日本書記に見られる日本人の労働観

日本人にとっての労働観とは「生き甲斐」
聖書の世界観では「労働」とは「神」の忠告に従わなかった人への「罰」であり、義務

日本人のDNAと、欧米式価値観の板ばさみ

日本人としてDNAに刻まれたこれらの労働観、宗教観、仕事や利益に対する考え方。現代社会で触れる欧米式の労働観、宗教観、仕事や利益に対する考え方。現代社会に生きる日本人はこの2つの価値観の中で生きることを迫られ、徐々にこの乖離が大きくなっているのではないだろうか。

地域とともに生きる中小企業が「日本人らしくありたい人を救う」

グローバル経済で勝ち抜きたい日本人は大企業に就職し世界と戦い、「昔の日本人のように生きたい」と考える人は、中小企業に就職し地域社会と人の縁で生きる。

何者にもなれない自分への焦り

2013年の働き方--インターネットの重力と可能性または焦燥

http://japan.zdnet.com/cio/sp_13workshift/35036484/3/

ノマドで一躍有名になった安藤美冬氏が主催する「自分をつくる学校」に入学している女性に、なぜ入学したのか理由を尋ねてみた。「将来が不安」という回答が返ってくるかと予想していたのだが、返ってきた答えは意外なものだった。「何者にもなれない自分への焦り」なのだという。その女性は東証一部上場企業に勤める26歳。恋愛や趣味に時間を費やしていてもおかしくない年齢だ。それなのに「何者かにならなけねばならない」という漠然とした焦燥感が消えないのだという。
 この答えは意外だったが、思わず「わかる」と頷いてしまった。

2014年2月22日土曜日

トレンドを作るために必要な「未来を読む6つのマーケティング手法」

トレンドを作るために必要な「未来を読む6つのマーケティング手法」

http://b-chive.com/six-ways-to-read-the-future-you-need-to-know-to-make-a-trend/


僕たちはアイデアひとつで未来を変えていく。
危うい企業ほど、「過去」についての議論が多く、過去のことばかり議論する会社ほど、会議が多いですよね。上司は部下を問い詰め、部下は延々と言い訳をすることになります。すると、部下は上司に言い訳するために、来る日も来る日も、言い訳に使えそうなデータを探し、「言い訳の天才」になってしまいます。新しく何かを生み出す能力が失われてしまうのです。しかし、そういった「言い訳の天才」ほど、危うい企業では出世するようになります。でも、過去を議論するのは面白くないですよね。会社は未来を語り合うための場所です。未来のために何ができるかを考えることこそ、会社の役割です。でも、未来について、どう語り合ったらいいか、わからないという人がほとんどではないでしょうか。今回は、雑誌Hanako編集部で、ティラミス、アウトレット、海外ウェディングなど、数々のブームやトレンドを作ってきた島田始さんの著書「僕たちはアイデアひとつで未来を変えていく。」から、トレンドを作るために必要な「未来を読む6つのマーケティング手法」を紹介します。

その流行、ファッド?ブーム?トレンド?トラッド?

マーケティング用語的には、「流行」は「時間」を物差しに、3つに分けられると言われています。

1.ファッド(~3ヶ月):気まぐれな一時的流行。
2.ブーム(~1年):あやかり商品も次々に出てくる。
3.トレンド(~3年):一定期間の傾向。多数の人々に受け入れられる。

・ファッド【fad】とは。「ファド」とも一時的な流行。気まぐれな熱狂。物好き。転じて、一時的に流行する商品やファッション。
・ブーム【boom】ある物が一時的に盛んになること。急に熱狂的な人気の対象となること。「―を呼ぶ」「サッカー―」
・トレンド【trend】(世論・事態などの)動向, 大勢, 趨勢すうせい
・トラッド(trad)とは、トラディショナル(traditional)の略。「伝統的」を意味する。
・ムーブメント【movement】政治上・社会上・芸術上などの、運動。

企画というのは、コストとベネフィットで成り立つ

http://bylines.news.yahoo.co.jp/ryosukenishida/20140222-00032886/

もしこのようなリスクを承知のうえで、それでもこの名称で、このような事業を担うのだとしたら、ベネフィットをどのように具体的に見積もっていたのだろうか。プロセスレベルでは事前準備もあったと伝え聞くが、しかしながら、少なくとも当該の予算案など、いくつかの資料に目を通した限りでは、ベネフィットの具体像はまったく見えてこないままだ
企画というのは、いうまでもなく、コストとベネフィットで成り立つわけだから、リスク高の企画を導入するからには、せめて、ベネフィットの具体像と工程表は必須なのではないか。容易に想定されるリスクについては、事前の対応策も必須のはずだ。
むろん不幸も重なった。先の悪意あるメディアの報道、そして、いうまでもなく、地方自治体の職員の方々はPRやネットの専門家ではない。しかも、主要事業の一覧表によると、この事業は、提案型事業の提案を受けて、(事業経験の少ない)若手職員の新規企画枠として、予算化されたように見える。いずれにせよ先のメディア報道にかかわらず、練度とリスク管理の観点に、少なからず課題があったのではないか。
当該自治体は、伝統産業の革新や、最新の情報化の導入を積極的に取り組んでいる自治体だ。それだけに、尚更のこと、奇をてらいすぎた手法を採用する必要はなかった。若者や女性の知恵を活用する、本質的に革新的な企画に期待したい。

アウトカム【outcome】結果。成果。結論。

アウトカム【outcome】
結果。成果。結論。

成果という意味の英語で、研究がもたらす本質的な成果のことを指す。論文や特許の数といった外形的なものではなく、実際に社会にどんな影響を与えたかを評価すべきだという考えから、注目されるようになった。産業技術総合研究所や厚生労働省などが、評価のポイントをアウトカムに置く方式を2005年から始めた。


2014年2月20日木曜日

ABC 2014 Spring 実行委員募集フォーム

仕事を表面的にしか理解していない人の発言を目にすると無性に悲しく、残念な思いになる。

私は比較的、商品販促においては「攻めの広報」を行ってきた。一方で「広報」は「攻め」ばかりでは成り立たないことを知っている。
そして「広報」という仕事を愛するがゆえに、「広報」の仕事を表面的にしか理解していない人の発言を目にすると無性に悲しく、残念な思いになる。
特に下記のような意見が「残念」である。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/kataokahidehiko/20140220-00032814/?fb_action_ids=860317357328174&fb_action_types=og.recommends&fb_source=other_multiline&action_object_map=%5B420622368084123%5D&action_type_map=%5B%22og.recommends%22%5D&action_ref_map=%5B%5D

よそ者には来てほしくない。地域を荒らされたくない

農家さん、よそ者は嫌ですか

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1203X_S4A210C1000000/

 人を呼び込む方法として「地産来消」の話や消費者と産地をつなぐ各地の取り組み事例を紹介したのですが、ある農家の方から思わぬ発言が……。「よそ者には来てほしくない。地域を荒らされたくない」とのことでした。
 はっきり言われたのには驚きましたが、実はこの意見は、岩手県に限らず日本の多くの農家の本音なんだろうと思います。その土地に愛着持って、地域みんなで支え合って、これまでやってきたのですから「顔見知りなら気にしないが、知らないヤツが農道に泥を落としていくのは我慢ならない」という感情は理解できます。
 人がいなくなるのは困る。都会に出ていった息子や娘、地元出身者が戻ってきてくれたらうれしいが期待薄だ。積極的によそ者を受け入れないと現状維持もおぼつかない。頭では分かっているが、気持ちがついていかない……。どうしたらいいのでしょうか。
 色々考えてみたのですが、知らない人→近くに住む(農業参入)のが嫌なのであって、知らない人→知っている人になる→近くに住む……なら、すんなり受け入れられるのではないでしょうか。よそ者を顔見知りに変える仕掛けが必要です。

2014年2月14日金曜日

男に多い「オタク脳」、女に多い「きずな脳」

男に多い「オタク脳」、女に多い「きずな脳」

http://president.jp/articles/-/10781

男女の脳差で面白いのは男性が比較的1つの事にこだわる「オタク脳」であり、女性がどちらかといえば人間関係を大事にする「きずな脳」だということ。「男性脳」=「オタク脳」と「女性脳」=「きずな脳」では、同じ対象でもアプローチが異なるのだ。

データを集めたものが勝者になる

「よく考えてみると、結局、Web 2.0というのは、データを集めた者が勝ちなんだと理解した」

いまICT業界全体をリードしているGoogleやFacebookといったWeb 2.0企業。その価値の源として、東京大学 先端科学技術研究センター 教授/新世代M2Mコンソーシアム 会長の森川博之氏が指摘するのは、コンテンツや行動情報などのデータを集めるための機構だ。
森川教授によれば、現代社会は「データ駆動型経済(Data-Driven Economy)」へと移行しているという。データ駆動型経済とは、収集したビッグデータの分析結果を元に、意思決定が行われたり、新たなナレッジや付加価値が創出される世界だ。いかにデータを集め、いかに利活用していくか――。Web 2.0の時代以上にデータの重要性は高まっていく。
こうしたなか、新たなタイプのデータが今後急増していくとも予想されている。それは、M2Mによって収集されるモノのデータだ。「M2Mの核になるのがセンサーだが、毎年10兆、100兆のセンサーが出荷される時代がやってくる」と森川教授は語る。

http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/3158/Default.aspx




若者の行動原理は、「認められたい」に終始

なぜ「認められたい」に暴走する若者が増えたのか

http://diamond.jp/articles/-/39524


僕は現代の若者、いや若者に限らず現代人の行動原理がある原理に沿って動いているのではないかという仮説にたどり着いた。
若者の行動原理は、「認められたい」に終始するのではないか、という仮説だ。

2014年2月13日木曜日

素早くサービスを立ち上げ、早くユーザー数を増やすこと

ユーザー目線を全てに優先、“凄い人”が会社を動かす (4/5)

森川 亮 氏 LINE 代表取締役社長

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Interview/20140106/527989/?ST=management&P=4


 今の時代は技術だけで差異化するのが難しい。では何が差異化のカギになるかというとスピードなんです。
 特にコミュニケーションの領域では、ユーザーはクオリティーを問う前に、まずは最初に出たサービスに飛び付き、最初に馴染んだサービスを使い続ける傾向があります。ですから素早くサービスを立ち上げ、早くユーザー数を増やすことが何よりも大事なんです。ユーザーが多いからこそ成立するビジネスは確実にありますから。




2014年2月12日水曜日

限られた予算で効果的なことを考えた結果

お金をかけようと思えばいくらでもできますよね。でも、限られた予算で効果的なことを考えた結果、自分たちでチラシを持ってアンテナショップを巡り、ポスターやチラシの掲示をお願いして回るという形になりました。柔軟に対応いただいたり、丁重にお断りいただいたり(笑)。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140129-00000329-oric-ind

2014年2月11日火曜日

2013年電子書籍の収支 漫画家・鈴木みそ

2013年電子書籍の収支

| コメント(11)
「ナナのリテラシー」Kindle版も順調に売れてます。
発売当初の1月後半は、KADOKAWAセールがあって、売れても売れても300位に入れない。という状態でしたが、70%オフが終わって落ちついたおかげでジリジリ順位を上げて、今31位まで上がってきました。
去年だったらコミック部門ダントツで1位が取れてる数字なので、Kindleのコミックも相当売れるようになって、簡単にランクインすることができなくなってます。ベストテンに届くかなー。(リンク左が電子版、右が紙版)

確定申告の時期が近づいてきたので、去年のKindleのあがりを計算してみました。
Amazonは支払調書を発行してくれないので、銀行振り込みを手で計算したものと、KDPレポートで毎月の売上を足したものを突き合わせました。(レポートは12月末日までのデータですが、振込は2ヶ月遅れるので、数字と振込の値段は微妙に違います)
怖いのは、Amazonの振込は源泉徴収されていないということです。

アメリカの税金を避けるために面倒な書類を出してクリアしたけれど、日本での課税はこれから。ということをすっかり忘れていました。
普通の日本の振込は10%が天引きされて送られてくるので、申告することで、払い過ぎた税金が戻ってくるしくみなのですが、源泉徴収されていないAmazonの場合は、ここから税金を支払わないといけないということですね。
どっかんとやってきます。すでに怯えてます。
やべえ。

で、どのくらい売れたのか。
さあ、何も隠すものはないので発表しましょう。
ギリギリ温泉1 21,410部 

2万部超えました。すばらしい。
1冊100円、料率35%なので金額はあまりいきません。
  793,448円
80万円弱。2万部でそれくらいですね、
部数に35%をかけると749350円のはずですが、5万円近い誤差はなにか、というと、多分貸出分ではないかと思います。
Kindleは月に1冊ただで本を読むことができるサービスがありますが、読者はただでも、作者に一定の金額が支払われます。それは売れるのとほとんど同じくらいの金額になるので、あのサービス悪くないですよ。

ギリギリ温泉2    10,157部 
   2,303,902円
2巻は半分くらいの人が継続してくれました。金額が230万円と跳ね上がります。本が400円になったことと、印税率が70%に上がったことが大きいですね。

ギリギリ温泉3    8,097部 
   2,114,839円
2巻→3巻の販売数はあまり落ちません。
それと去年の8月くらいから、通信量1MBに対して作者が1円支払う、というしくみが国内では廃止されました。大きな漫画ファイルは30MBほどあって、30円が通信料金として抜かれていたのですが、今は400円の代金の70%、280円がそのまま作者に支払われます。
これの廃止は実は大きいです。Amazonえらい。
そういうことを大きな声で言わないんですが、細かい改良はたくさんされてます。

ギリギリ温泉4    8,014部 
   2,073,344円
3巻→4巻は非常に多くの継続率で、3巻まで買ってくれた人は最後まで読んでくれるんだなあ、と嬉しくなります。
全4巻、全5巻くらいが買いやすいのかな。と思ったりしてます。

アジアを喰う    2,101部
   685,174円
この本は、唯一出版社に印税の一部をバックする。という契約で出しました。
印税は30%。Amazonから払われた685174円の30%を鈴木みそから双葉社に支払います。
これ、面倒なのは、消費税をどうするのか。ということです。
Amazonが最初から複数の著作権者に分割して払ってくれればいいのですが、KDPは一人に対してしか支払ってくれません。
しかたなく、消費税、支払い手数料はこちらが負担しました。
作者、出版社が半分ずつわける。という契約をした場合、Amazonの支払対象になった方が消費税を負担することになるので、そのあたり契約をつめておいたほうがいいと思いました。細かい話ですが。

マスゴミ 1,689部
 440,496円
Kindle連載で話題になった「マスゴミ」2000に届いてません。
面白いと思うんだけどなあ(笑)
これはKDPのレポートではなく「ベンダーセントラル」で部数をチェックできます。これ見やすくていいんですよ。全部これになってくれると毎月の売上とかエクセルで打ち出さなくてもいいのに。

僕と日本が震えた日 6,812部
 1,560,762円
何度か安売りをしたりして値段を変えたので、150万ほどの売上ですが、7000部弱はよく売れている本です。
この売上の一部を寄付することは何度も書いていますが、一昨年41万円(赤十字)。去年50万円(東大)、今年も50万円ほどの寄付をする予定です。無理をしない範囲で長くコツコツ続けていきたいです。一部フィリピンの台風被害にも行ってます。

エガリテ 412部
 33,600円

Proper Ways to Detect and Measure the Amount of Radiation
14部
 490円
と、いうことで、トータルでどうなったかというと。
じゃーん。


58,706部  
10,006,057円

行きました。1千万円!
みなさんありがとうございます。
大台乗りました! いやあ、すげえ。
「ナナのリテラシー」で描いた通り、しょぼい漫画家なので、こんなに売れたことないです、ホント(笑)

で、今年はどうなのか。
電子はどれくらいいくのか。

毎月30万円くらいコンスタントに売れているんですよ。
いつまで続くのかはわからないんで、まったく安心はできないんですが、新しいユーザーが電子に流れ込んで来るんじゃないかというのがプラスの部分。たくさんの作品が電子化されて、出版社がセールを繰り返すことで、個人の作家が目立たなくなって売れなくなるのではないか。というのがマイナス部分。差し引きでちょっとプラスかなと。
今年は3分の1から半分くらい、300万から500万円くらいは電子でいけるんじゃないかとみてます。
新作も出していくしね。
引き続きよろしく見守っていてください。

あ、そうだ。
「てんまでとどけ」について大事な発表があります。次の日記をお楽しみに!
--
追記(2月9日)
いろんなサイトに貼られたり、2ちゃんにスレッドが立ったり、数字がひとり歩きしてます。
ここのブログまで飛ばずに、数字だけ貼った記事にコメントをみんなつけているので、めちゃくちゃ(笑)
大きな勘違いは、「1,000万円のうちここからアマゾンに3割取られる」と言っている人が多いこと。
これはすでに売上からアマゾンの取り分を抜いた「純利」です。

この1,000万円が鈴木みその収入のすべて。だと思っている人も多いですが、これはアマゾンで売った電子書籍の売上のみです。

というようなことをここで書いても、ソースにあたる人はほとんどいないだろうと思うので、しょうがないんですけどね(笑)
「鈴木みそ程度でこんなに売れるのか」
という意見はまったくその通りだと思うので、他の漫画家のみなさんもはじめましょう。

2014年2月9日日曜日

ビジョンを駆動力とするデザイン

デザインという古い枠は死んだ!MITメディアラボ副所長・石井裕さん(1)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140128/258908/

石井:でも、これだけモノが溢れている現代において、画期的な技術革新やサービス革新も盛り込まれていないのに、「デザインだけ新しくした製品」を出して、消費を煽る、という消費サイクルそのものがもはや時代遅れです。

「ビジョンを駆動力とするデザイン」とは

石井:そう、未来に対する明確なビジョン(理念)、それが求められるのです。どういう世界を作ろう。どういう未来を作ろう。どうやって皆を幸せにしよう。そのためには何をしよう――そんな未来に対する明確なビジョンをまずは持つ。そのビジョンがあって初めて、本当に新しいもの、本当の新しいデザインが生まれてくる
川島:単に、前のモデルとは違う色を使おう、とか、フォルムをちょっと変えよう、といった表層的なデザインをいじる、という話じゃない、と。
石井:その通りです。デザインについても、今求められるのは、「ビジョンを駆動力とするデザイン」です。逆に言えば、そうでないものはデザインじゃないということです。言い換えれば、未来に対するビジョンを具現化する力、それが「デザイン」です。

自治体運営型通販 JAPAN sgの12月の売上げは570万円

http://hiwa1118.exblog.jp/20163517/

JAPAN sg、最高の締めくくり(12月の売上げは570万円)

自治体運営型通販 JAPAN sgの売上げ報告が来ました。

平成25年12月(一か月)の総売上は、約570万円。参加自治体は18自治体等(福岡県鞍手町は12月25日参加)で、今月の売上げ上位は、南砺市武雄市多可町。ちなみに、平成24年12月(一か月)の総売上は約110万円。当時の参加自治体等は9団体。スタートした平成23年12月(一か月)の総売上は約20万円。参加自治体は武雄市のみ。参加自治体は18倍増。売上げは28.5倍増となっています。一自治体の売上げも着実に伸びています。

2014年2月2日日曜日

イノベータ 5つの発見力

イノベーションを興すDNAは発掘することはできるか?
http://enterprisezine.jp/bizgene/detail/5521?p=2

  • 質問力
  • 観察力
  • ネットワーク力
  • 実験力
  • 関連づける力