2013年9月26日木曜日

情熱が才能を開花させる

情熱が才能を開花させる

http://www.dhbr.net/articles/-/2109

人材活用において、「情熱」という明確に測定しにくい要素をどう考えるべきだろうか。筆者らによれば、情熱は間違いなく人材に問うべき「資質」であるという。

 いまや世界中の誰もが、血眼になって優秀な人材を探している。ハリウッド、スポーツ界、幹部人材斡旋会社、企業の人事部――皆が一様に、天賦の資質と優れた精神を併せ持ち卓越したパフォーマンスを発揮する人材を探している。数カ月前にダグラス・コナンは、才能豊かな人材の探し方についてHBR.ORGに素晴らしいブログを寄せている。それによると、志願者を評価する際には3つの要素――能力、人柄、チームワークのスキル――に優れているかどうか見極めることが必要であるという。そのような人材を見つける方法についてコナンは有益な助言を与えているが、ここにはある重要な要素が欠けている。
 その要素とは――コナンの3つの資質と同じくらい重要であるが――仕事への情熱である。心理学者が言うところの「内発的動機」だ。これがなければ、どんなに豊かな才能を備えていても優れたパフォーマンスを発揮することはできない。我々は35年間にわたり、モチベーションが創造性にどう影響するかを調査してきた。多岐にわたる人々(子ども、大学生、プロの芸術家、知識労働者)を対象とした研究から明らかになったのは、人々は強い内発的動機を持った時に、より創造性を発揮するということだ。つまり、取り組んでいる仕事への興味、楽しみ、満足、個人的なやりがいが原動力となって生まれる意欲である。
 ノーベル物理学賞受賞者のアーサー・ショーローは、このことを的確に表現している。「その仕事が好きだから奉仕する、という姿勢は重要である。成功する科学者は往々にして、最も優れた才能の持ち主ではなく、好奇心に突き動かされている者である。彼らは謎を解明せずにはいられないのだ」
 内発的動機を持っている人は仕事に深く関与するため、より高次の創造性を発揮する。たとえば、あるマーケティング上の重要な問題があるとしよう。それを解決する作業は、迷路の出口を見つけるようなものだ。仕事で生じる問題には通常、複数の解決策、つまり迷路からの複数の出口がある。そしてたいていの場合、出口へとまっすぐに伸びる非常にわかりやすい道筋が1つある。それは、ほとんどの人が選択する一般的な解決策だ。
 外発的動機――迫り来る期限、厳しい評価への恐れなど――を持つ人は、この安全な道を選ぶであろう。そして迷路からは出られるが、その解決策は凡庸であるため物事を前進させることはない。しかし内発的動機を持つ人は違う。より面白いものを求めて迷路を探求し、創意に富む解決策を見つけるのだ。
 マネジャーは、情熱と創造性の結びつきが生む効果を活用するために、以下の3つのガイドラインを参考にするとよい。
1.採用する際に、能力と同じくらい情熱を重要視する
 人材に情熱を求めなければ、雇った社員は十分な意欲を持たず、高い創造性と生産性を発揮しないかもしれない。コナンが指摘するように、重要な役職の候補者についてはじっくりと時間をかけて、可能な限り入念に知る必要がある。面接では、なぜいまの仕事を選び従事しているのか、仕事で失望した経験は何か、理想の仕事は何かを尋ねよう。仕事について語る候補者の目が情熱で輝いているかを確かめ、新しいことに挑戦する強い意欲を聞き出すのだ。また、候補者の推薦者と話す時にも、情熱に関する言及に留意するべきである。
2.その情熱を育てる
 残念なことに、標準的なマネジメント手法は、意図せずに社員の情熱の火を消し、創造性を殺してしまうことが多い。だが、それらを萎えさせずにおくのはそれほど難しいことではない。我々は、内発的動機を促進できる唯一のカギを発見した。すなわち、社員が情熱を持って取り組んでいる仕事が進展するよう支援することだ。これが「進捗の法則」である。目立たない小さなものでもかまわない。のちの大きな飛躍につながるかもしれないからだ。この法則を実践するには、社員が日々経験する進捗と挫折を理解し、その根本的な原因を究明する必要がある。そして、進捗を阻むものを除去するためにあらゆる手を尽くし、「触媒」(進捗を直接後押しする行為)を提供することだ。
 触媒とはたとえば、創造性を発揮すべき人々に必要な資源を十分に与え、挫折が続かないよう配慮することだ。そして、プロジェクトの目標達成方法に関して、自主性を認めること。優秀な人材を雇ったのならば、その優れた能力を十分に発揮させないのはもったいない。また、成功と失敗の両方から学べるように支援することも必要だ。能力とは固定的なものではなく、長い時間をかけて成長していく。マルコム・グラッドウェルの言う「1万時間の法則」を肝に銘じて、有能な社員にあらゆる成長機会を与えよう。「1万時間の努力を費やさない限り、その分野で革新的なブレークスルーを実現できる専門家にはなれない」。そのような忍耐力を支えるのは、情熱である。
3.自分の情熱を問う
 マネジャー自身が仕事に対する情熱を持っていなければ、成功から遠ざかり、自分を頼りにしている周囲をも落胆させることになる。自身の強みを伸ばすこともできないだろう。筆者の1人であるスティーブは、情熱的な風景写真家でもある。写真家でメンターでもあるクレイグ・タナーは我々に、情熱と能力開発の関連性について重要なことを教えてくれた。タナーの優れたエッセー“The Myth of Talent”(才能の神話)には、次のような文がある。
「遠い先を見据え、情熱を持って訓練すれば、驚くほどの変化が起こる。何もできなかった初心者が、優秀なプロフェッショナルにもなる。挫折しては落ち込んでいた人が、情熱によって才能を開花させ、思うままに発揮できるようになる」
 自問してほしい。あなたは情熱によって、能力を伸ばし存分に発揮できているだろか。周囲の人々はどうだろうか。




リボン型ビジネスモデル

リボン型ビジネスモデルとは?

リボン型ビジネスモデルとは、ユーザと事業者の間に立ち、プラットフォームとして両者をつなぐサービスを提供するモデルのことです。

▼リボン型ビジネスモデルとは?
01
このビジネスモデルは、ある片方のニーズだけ満たすだけではいけません。「ユーザ」「事業者」両者のニーズを満たし、両者をつなぐサービスを提供することで、成り立っているビジネスモデルです。

さらには、「ぐるなび・食べログ」のように、同じ飲食店情報サイトを運営しながらも、その立ち位置によって、提供価値、戦い方、ビジネスとしての評価のされ方が異なってきます。
http://www.find-job.net/startup/how-to-find-the-business


シリコンバレーの作り方

シリコンバレーの作り方
http://japan.zdnet.com/sp/enterprise-trend/35037561/

 MTR誌によれば、シリコンバレーは1960年代にはすでにイノベーションハブとして注目を集めつつあった。その複製の試みも始まっていたが、大きな成功が見られないまま90年代に入る。そして、戦略論の大家Michael Porterがついに「シリコンバレーの作り方」を呈示した。その方程式はこうだ。


  1. 成長産業を選定する
  2. リサーチパークを大学の隣に建設する
  3. 助成金を準備して、企業や人材を呼び込む
  4. ベンチャーキャピタルファンドを用意する


 そして、この方程式に基づいて世界中でシリコンバレー作りが試みられた。その数は数百に達し、何兆円もの資金が投じられたが、成功することはなかったという。このMichael Porterの手法は政府主導のトップダウン型である。

 MTR誌は、シリコンバレーの複製の難しさは、人とその関係性という、より文化的な側面にあるとする。つまり、シリコンバレーのように、人と情報が容易に移動し、共有されていく環境を作れるかがポイントで、単に箱とお金を用意すれば良いというものではない。

 MTR誌曰く、シリコンバレーは「Facebookが登場する遥か以前から存在していた、巨大なリアルワールドのソーシャルネットワーク」なのだという。

2013年9月25日水曜日

常識を破るとは、トップ4%と同じ行動をすること

「売上の80%は20%の営業マンが稼ぐ」「仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれる」。

 これは、「パレートの法則」「80:20の法則」と言われますが、キッチリ80:20という数字になるかは別にして、非常に少ない人が多数の成果をあげていることは、あなたの周りを見ても分かると思います。

 それをもう少し深掘して考えてみると、80%の収益を稼ぐ20%の中においても、その80%を稼ぎ出す20%がいるということです。つまり全体から見た場合、「64%を稼ぎ出すトップ4%がいる」ということです。

 これが本連載の基となった書籍のタイトルにある「96%の人がやっていない」の由来です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130925-00000020-zdn_b-bus_all

2013年9月23日月曜日

情熱は、誰でも、いくつになっても手にできる

成功は99%が情熱!
【第2回】 2013年9月20日 水野元気

第2回
情熱は、誰でも、いくつになっても手にできる

“夢を叶え成功できる人”は、皆「情熱」をエネルギーにしている。そして苦難や挫折にめげることなく、目標に向かって行動し続けることで、いつしか夢や目標を達成してしまう。そのような人を「情熱家人材」と呼ぶ。情熱家人材とは、決して気合やど根性で乗り切る体育会系の人間ではない。「自分にとって大切なことに労を惜しまない人」「やると決めたら最後までやり通し、あきらめない人」のことである。

情熱は誰でも生み出せるし、何歳になっても手にできる

「情熱家」とは、のけぞりたくなるような大声で「おはようございます!」と挨拶をしまくり、何事も気合やど根性で乗り切る、体育会系の人物ではありません。
「情熱家」とは、自分にとって大切なことのために、労力を惜しまない人。一度やると決めたことは、何が起きても最後までやり通し、あきらめない人。そして、そうすることで自らの力で人生を切り拓いていける人のことです。
「情熱」は才能とは違い、持って生まれるものではありません。
 誰でも生み出せるし、何歳になっても手にすることができます。
 そして「情熱」を持つことで、一人ひとりが自分の可能性に気づき、人生を変えることができるのだと思います。
「情熱」というガソリンが注がれれば、夢や願いに向かって走り続けることができます。そして、必ずや成功を手に入れることができるのです。

大規模なオフラインコミュニティを生み出す食材の共同購入ECサイト「Wholeshare」

大規模なオフラインコミュニティを生み出す食材の共同購入ECサイト「Wholeshare」
http://netconcierge.jp/blog/2013/09/ecwholeshare.html

共同購入クーポンサイト「Groupon」がヒットしたことによって、「共同購入」というビジネスモデルに改めて注目が集まるようになった。今では、クーポンのみならず他業種においても、共同購入サービスを提供するECサイトが出てきている。
そこで今回は、地元で生産された新鮮な野菜や果物、肉、魚、パン、チーズなどの食品を共同購入できるECサイト「Wholeshare」をご紹介したい。
当ブログでは過去にも、自然食材をオフィスや学校などのコミュニティに配達するECサイト「Farmigo」を取り上げたが、Wholeshareは共同購入グループの構成がFarmigoとは異なる。
Farmigoは知り合い同士(職場の同僚、学校の仲間など)でプライベートなグループをつくるのが基本だが、Wholeshareは知らない人同士でパブリックなグループをつくれるようになっているのだ。
Wholeshareには、約200人ものメンバーが所属している大きなグループもある。このように、知らない人同士をつなげて大規模なオフラインコミュニティを生み出していることが、Wholeshareの大きな特徴だ。

2013年9月21日土曜日

神戸ITフェスティバル 2013 自慢したくなる スゴいIT

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神戸ITフェスティバル 2013

自慢したくなる
スゴいIT
2013.12.13(Fri)- 12.14(Sat) 
kobe it fes 2013 offical logo

神戸ITフェスティバルとは?

神戸ITフェスティバルは地域とITを結ぶ、神戸で最大のITのお祭りです。
IT業界の方も、もっとITを活用したい!という方も、一緒に楽しみながら、ITという「道具」を切り口に様々な課題の解決や、地域の未来を考える機会を提供しています。
昨年度(第2回)は1600名を超える方にご来場頂きました。
第3回となる今回は、会場も趣も一新して12月13日(金)・14日(土)に開催します。

起業家の成功要因に関する実証分析

結果のハイライト
http://www.rieti.go.jp/jp/publications/nts/13j064.html

1)管理職経験の長さは、起業の3つの段階を越えるのに正の影響を与えるが、MBA資格やベンチャーキャピタルでの投資家経験は、起業前には正の影響を与えたが、起業後の利益には役立たなかっ

2)起業の実行に際しては起業家や経営者の家族がいることが正の影響を与えたが、起業後の利益については家族は関係が無く、むしろ起業家や経営者の友人がいることが正の影響を与えていた

3)起業後に利益を上げることのできた起業家は、そうでない起業家に比べて、経営相談をする相手の持つ人脈の広さを考慮


図1:本論で取り上げる起業の段階


2013年9月18日水曜日

勝手コンサル

――パズルを解き、事業のHOWを考えるスキルを身に着けるには?

 三木谷さん、孫さんと、経営者のすぐ下で事業を行う経験を得てきたが、この人はどうして成功してきたか、成功の秘訣はなにか、なぜこういう経営判断をするか、と考える。

 これに限らず、例をみて、自分だったらどうするかと考える。投資家だったら、ベンチャーのビジネスプランを読み解いて、自分ならどうするか考える。そして継続して追いかけて、どうなったかをみる。

 これは推理小説で犯人を予想し、結果をみると違った犯人だったとかいうのと同じだ。気になるベンチャーについて、俺ならこうすると考え、その後をみるというのをやったらいい。これは学生でも誰でもできる。

 以前には、「勝手コンサル」というのをやっていた。数人集まって、例えばオートバックスについて調べて、自分たちならこういう事業をやると考える。その後、投資ファンドの人を呼んで、考えた事業プランを発表し、その事業をもしオートバックスが発表したら、オートバックス株について買いか売りかを判断してもらうことで事業プランについての評価を受けるということをやっていた。

*  *

 現実の例を使って、自分の仮説やアイデアを試し、そのスキルを磨いていくことを小澤氏は勧め、自ら実践している。新たな事業は不確実性に満ちていて、将来どうなるかは分からないものだ。それを初めてのスタートアップで経験もなく取り組むよりも、こうした演習を重ねてトレーニングしておいた方が上手にできるはずだ。

 対象は違うが、筆者はかつて、ビジネスミーティングの度に、Aさんの本心はこうだ、Bさんは賛成している、Cさんは買う気がないと予測し、後で答えあわせをすることを繰り返した結果、ミーティング出席者が何を考えているか的中率が高くなった。

 こういったシミュレーション型演習はやってみる意味があるだろう。


http://diamond.jp/articles/-/41709

無名の19才の青年が、お金持ち・有名人たちを動かした! その6つのコツ!

http://kyouki.hatenablog.com/entry/2013/09/17/072510


彼はtwitterのつぶやきで、フィリピンでのマーケティング職の募集を知った。
その職を得たいが、彼には選ばれる自信がなかった。
そこで、募集の内容をよく読んだ。どうやらその会社は、多くのひととコミニケーションできたり、すでに知り合いである、社交的な人間を探しているようだった。

どうしてもその職を得たい彼は考えた。
レジメだけでなく、ビデオを作ろう。
そしてそのビデオには、有名な起業家や文筆家、マーケッターに出演してもらおう。
もちろん、一介の無名の若者である彼は、そんなひとたちを知らない。

が、彼はそういったひとたち47人を選んで、メールを送った。
そして、自分の名前と「ビンセント君とつながったよ」っていうことを、カメラの前で言ってもらい、それを動画にして送り返してもらうように頼んだ。

その結果、なんと16人(約40%)の有名人たちが、彼の要望に答えて動画をつくって送り返してくれた、というのだ。

結果は言わずもがなだった。

そんな彼が、僕らに6つのアドバイスをまとめてくれているので、どうぞ!


1. 拒絶されても、あなたは何も失わない

2.ひとびとはあなたが想像しているより、喜んで助けてくれる

このアイディアを思いついたとき、恐ろしかった。反応はゼロに違いないと思った。
これほどの有名人たちにメールでお願いする自分は、いったい何者なのかと。
結局、メールでは、自分が何をしてきて、どんな経歴でなどということは一切書かなかった。ただ、自分の現在の状況と、何を望んでいるのかを真摯に書いた。

3.真剣になれば、人々は喜んで助けてくれる

お願いしたことのお礼に、何かを提供するというようなことは何も言わなかった。
ただ、正直に、ありのままに、何も隠さずに、助けて欲しいってことだけ書いた。


4.誰とでもつながることができる

もちろん、ナシのつぶてのひともいた。でも、40%もの尊敬するひとたちが、返事をくれたということで、十分ではないだろうか。オバマ大統領とだって、少なくとも、つながれる可能性はあるのだ。

5.創造性は多様なものだ

自分には絵を描いたり、アートを感じたりする感性はない。つまり、創造力はないと思っていた。
でも、創造力というのは、他のひとと違ったやりかたを考えだすことでもある。
自分も、かつて思っいたより、創造性があるのだということに気がついた。

6.あれやこれや心配するより行動してみるほうがずっと良い




2013年9月17日火曜日

現代人が次に求めるフロンティア「地図上にないコミュニティ」


地理的な概念ではなく、価値観でつくられたコミュニテイーです。地方は過疎が進み、数年後にはどんどん消えてしまう可能性があります。しかし、都市の若者には、地方に残された価値が響いています。だから、彼らはUターン、Iターンではないですが、定期的に地方に来て、この価値を守っています。
彼らがくることで、地方には刺激やスキル、新しい世界観を与えます。これだと思いましたね。津波が来ていなくても、全国の地方都市は同様の問題を抱えています。この動きを拡大しようと思いました。
そこで、都市と田舎を混ぜるときに分かりやすいのは、食だと思いました。自分が食べている物の生産者の顔は見えません。工場で製造するのではなく、自然を相手にして生産している人の生き様は、都市の若者に響く価値です。
地方に関心を持つのに、被災地に限定しなくてもいいのです。どこでも困っていますので。地方は人を必要としています。行くと有難がられます。取替えが不可能だからです。特に一次産業は気候や文化、人づきあいなどが求められます。その人がいなくなったら取替えが不可能で、いなくなられたら困るのです。
都市と地方、両方に居場所をもっていれば、よどんだ空気がかき混ぜられて、地図上にないコミュニティーができ、命が喜ぶ場となります。地方のものを活用し、お金ではなく、時間をかけて楽しみをつくるのは、サステナブルで、世界に誇れるものです。それをつくっていき、若者の目を輝かせたいです。

http://alternas.jp/work/ethical_work/41230/2



なぜ住民は動いたのか、黒川温泉のコミュニティーを探る

なぜ住民は動いたのか、黒川温泉のコミュニティーを探る


なぜ住民は動いたのか、黒川温泉のコミュニティーを探る
東京など都市から参加した「第二町民」。「仲間の証」である法被を羽織り、イベント実施の裏方を手伝った
地域が抱える課題に対しては、様々な活性化策が講じられることがある。しかし、すべてがうまくいくわけではない。そもそも地方は、過疎化が進み、空家問題や社会的連帯の喪失など様々な社会課題が複雑に絡み合っている。そのため、一筋縄では課題解決に至らないことが多い。これまでは、こうした課題を行政が解決してくれるというのが、共通の認識となっていた。だが、現代は行政が全部担える時代ではない。このような中で、多様なステークホルダーを巻き込み地域の活性化を図る、熊本県黒川温泉を紹介する。(オルタナS副編集長=池田真隆)

韓国の信用力を低下させる「逆風評」で対抗

例えば「スープに蝿が入っていたら?」と言う題でこんなジョークを作ったとしよう :
ドイツ人 :「充分に殺菌されている」と冷静に考え、蝿を取り除いてから、スープを飲む。
フランス人 : スプーンで蝿を潰し、出汁をとってからスープを飲む。 
中国人 : 問題なく蝿を食べる。 
イギリス人 : スプーンを置き、皮肉を言って店を出る。 
ロシア人 : 酔っ払っていて、蝿が入っている事に気が付かない。 
アメリカ人 : ボーイを呼び、コックを呼び、支配人を呼び、あげく裁判沙汰になる。 
日本人 : 周りを見回し、蝿が自分にだけ入っている事を確認して、そっとボーイを呼ぶ。
韓国人 : 蝿が入っているのは日本人のせいだと叫び、日の丸を焼く。

このジョークを読んだ外国人が「韓国人は感情的で理不尽な反日家」だという印象を持てばジョークが通じた事になる。



http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130916-00010001-agora-soci



2013年9月13日金曜日

なぜ今、シリコンバレーと日本をつなぐべきか?

英語が下手でもシリコンバレーで戦える!

日本のベンチャーが抱える”3つの課題”

http://toyokeizai.net/articles/-/19470

地域と東京をつなぐ
コミュニティのパワー

なぜ今、シリコンバレーと日本をつなぐべきか?

伊佐山元(以下、伊佐山):日本は今、スタートアップブームと言われていますが、海外から見るとまだまだ小さい。世界中から人が集まるシーンというよりは、国内のみで盛り上がっている印象です。夏祭りで例えるならば、近所の人が来る商店街のお祭りに近い。もちろん、それはそれで必要ですが(笑)。
シリコンバレーをはじめ世界では、日本のクオリティや高い技術力にあらためて評価が高まっているのに、今のままのやり方では、商店街のお祭りが増えるだけで、全国規模、グローバル規模にならないのではないか――という問題意識があります。
たとえば、海外のベンチャー系イベントひとつとっても派手さと規模が違います。ちょうど9月にサンフランシスコでテッククランチのイベントがありますが、入場料が1人3000ドル(約30万円)。それでも、世界中の重鎮から注目される若手経営者までを集めているから、チケットは売り切れるし、会場は人でごった返している。そういう“世界基準”で考える必要がある。
私たちが今、「シリコンバレーと日本をつなぐ」というミッションの新会社を立ち上げる理由は、日本のベンチャーシーンにある3つの壁を崩して、それぞれに橋を架けたいという想いがあるからです。
伊佐山:ひとつめは、日本のベンチャー企業と大企業の間にある壁。次は、日本のベンチャー企業がいまだに国内重視で海外のベンチャー企業を見ていないという壁。最後に、日本の大企業が海外のベンチャー企業を知らなすぎるという壁。これらをサイバーエージェントで新規事業をいくつも立ち上げ、多角化に貢献したナンバー2だった西條をはじめ、多くの人や企業を巻き込んで、それぞれの持っているスキルを掛け合わせながら壊していき、それぞれの間に橋を架けることで、大きな“うねり”を起こしたい。

日本人コミュニティのパワーがなく不利に

もうひとつは、シリコンバレーの日本人コミュニティのパワーのなさです。シリコンバレーは世界中から人が集まっていますが、中国人や韓国人、インド人、ベトナム人といったアジア系のコミュニティの中で日本人がいちばんパワーがない。シリコンバレーに日本のベンチャー企業はほとんどいないし、日本人が圧倒的に少ない。それは、ビジネスチャンスの情報を集めるという点でも、仲間を集めるうえで圧倒的に不利です。このままではいくら優秀な人がシリコンバレーに行っても、人が集められないから厳しい。
伊佐山:日本は、アジアの中では経済大国にもかかわらず、シリコンバレーでは、ベトナム人やマレーシア人などのコミュニティの強さでは負けている。今はまだ間に合うが、これが後10年続くとその差は埋められない。日本の質や技術力の高さへの評価が高いうちにやらないと橋を架けても無駄になってしまうから、今、日本企業や日本人がシリコンバレーに行きやすくすることで、コミュニティを強くすることをしないといけない。






統計学は最強の学問ではない


統計学は最強の学問ではない


http://snowymoon.hateblo.jp/entry/2013/04/16/215336

この間、「統計学が最強の学問である」という本を読了しました。

統計学が最強の学問である

統計の話は私も興味がちょうどあったところ。ちらほらと話題にも上がっていてけっこう売れているようだったので、私も読んでみました。
そしたら、これがなかなかの当たりでして!

「当たり前の良さ」はきちんとアピール

五輪招致活動で教訓とすべき最大のレッスン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130910/253210/?P=4&nextArw

 ただし、日本が持つ「当たり前の良さ」はきちんとアピールしなくては伝わりません。これが今回の五輪招致の最大のレッスンでしょう。プレゼンの重要性に多くの人が気づいたはずです。これまで、国際舞台で日本に一番欠けていたのがプレゼンに象徴される、本質と関係ない売り込みです。しかし、きちんとアピールしなければ誰も分かってくれないのです。
 ビジネスでも、世界一の良い製品を妥当な価格で売れば、当然世界でも売れるはずだという、生産側の都合だけで、世界市場に売り込もうとしていたのが、これまでの失敗でした。世界市場、グローバル市場は存在せず、ローカル市場の積み重ねですから、それぞれのローカル市場の消費者に、それぞれ適応したアピールをしないといけないのです。IOCの各委員の関心に合わせてアピールしないといけないのと同じです。

2013年9月12日木曜日

HackaLawson 2013 ハッカソン


イベントは 終了 です

HackaLawson ハッカソン

ローソンとできるソーシャルチェンジ

詳細

「ローソンとできるソーシャルチェンジ」をテーマに、ローソンの各種データやキャラクターを活用したアプリ/サービスを皆さんから広く募集するハッカソン、名付けて「HackaLawson」。
Hackathon(ハッカソン)と、Lawson(ローソン)を組み合わせた言葉です。
このページからは、ハッカソン本番への申し込みができます。ハッカソンに先立ち、アイデアソンも行いますが、そちらに参加される方は別途申し込みが必要ですので、アイデアソン申し込みページからお申込みください。
参加者用のフェイスブックグループもありますので、そちらも是非ご参加ください。

HackaLawson 2013 アイデアソン



イベントは 終了 です

HackaLawson アイデアソン

ローソンとできるソーシャルチェンジ

詳細


「ローソンとできるソーシャルチェンジ」をテーマに、ローソンの各種データやキャラクターを活用したアプリ/サービスを皆さんから広く募集するハッカソン、名付けて「HackaLawson」。
Hackathon(ハッカソン)と、Lawson(ローソン)を組み合わせた言葉です。このページからは、HackaLawson のハッカソンに先立つ、アイデアソンの申し込みができます。
ハッカソン本番へは別途申し込みが必要ですので、ハッカソン申し込みページからお申込みください。
参加者用のフェイスブックグループもありますので、そちらも是非ご参加ください。

HackaLawson 2013

HackaLawson 2013

「ローソンとできるソーシャルチェンジ」をテーマに、ローソンの各種データやキャラクターを活用したアプリ/サービスをみなさんから広く募集します!
開催日:アイデアソン:2013年8月19日(月)ハッカソン:2013年8月24日(土)・25日(日) 開催場所:アイデアソン:株式会社ローソン 本社(東京都品川区大崎)ハッカソン:渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区渋谷)
  • ハッカソン参加登録はこちら
  • アイデアソン参加登録はこちら
ハッカソン中はローソン渋谷ヒカリエ店が食べ放題!? ローソンと一緒にサービス化検討もあるかも!?
オープンストリートマップにローソン店舗情報の提供が決定!
HackaLawsonとは? 「HACKATHON(IDEATHON)と「LAWSON」を合わせた造語です。「ローソンとできるソーシャルチェンジ」をテーマにローソンが提供/関連するデータ(位置情報、ソーシャルメディアAPI、ローソンキャラクター等)を活用してソーシャルチェンジなソフトウェア/サービス/アプリをみんなでつくるイベントです!
ローソンとできるソーシャルチェンジ (ゲーム系、家計簿系、健康増進系、位置情報連動系、コミュニケーション系)→(LAWSON)→(ソーシャルチェンジ)
ハッカソン(hackathon)とは? 「Hack」と「Marathon」を合わせた造語です。短期/集中的に共同作業でソフトウェアを開発する、技術とアイデアを競い合うイベントです。
アイデアソン(Ideathon)とは? 「Idea」と「Marathon」を合わせた造語です。テーマを定めた上でアイデアを出し合い、それをまとめていく形式のワークショップです。

HackaLawson 2013に参加いただきたい方

限られた時間と制約の中で、新しいアプリ/サービスを考え、プロトタイプを作り、最後にプレゼンテーションすることができるみなさまを大募集します!エンジニアの方だけではなく、企画やデザイン、プレゼンテーションなど様々なスキルをお持ちのソーシャルチェンジマインド溢れるあなたのご参加をお待ちしています。
  • ・アプリ/サービスのプロトタイプを作ることができるエンジニアさん
  • ・アプリ/サービスの企画を考えるプランナーさん、情報設計/UIを作ることができるデザイナーさん
  • ・みんなのアイデアをまとめ資料を作り、発表するプレゼンテーターさん
  • ・社会人/学生/主婦業などどんな方でも、個人/チームなどどんな形態でもご参加いただけます!

店の位置情報などのデータを活用して新しいサービスを作る3日間のイベント「ハッカローソン2013」

自社データ公開「アイデア求ム」 消費者目線のアプリ続々 
新ビジネス創出にも一役

2013/9/11 7:00
日本経済新聞 電子版
 企業の間で、自社のデータを一般に公開するオープンデータ化の動きが広がっている。自社の売り上げ拡大や商品・サービスの開発につなげるほか、新しいビジネスの創出に役立ててもらおうという狙いがある。複数の企業がデータを持ち寄り、自由に組み合わせて新しいサービスを創り出す取り組みも進む。データのオープン化は、企業や社会にどのような価値をもたらすのか。実例をもとに可能性を探った。
ローソンが開発イベント
 「からあげクン」や「Lチキ」など、ローソンで販売している食品を入力すると、お勧めのレシピを提案してくれるアプリ「クックローソン」が秋にも誕生しそうだ。レシピは同店で販売する食材だけで作れるもので、画面にはローソンのキャラクター「あきこちゃん」も登場する。
 しかし、アプリを提供するのはローソンではない。同社は8月、店の位置情報などのデータを活用して新しいサービスを作る3日間のイベント「ハッカローソン2013」を開催した。活用できるデータは店舗の位置情報データと同社が運用しているソーシャルメディア情報、あきこちゃんの3Dデータや音声データ、そしてダミーの購入履歴データだ。
 イベントは大きく2部で構成された。最初の「アイデアソン」では1日かけて新しいサービスを考えたり話し合ったりし、次の「ハッカソン」では4人程度のグループに分かれ、2日間かけてアプリを作り上げる。参加したのはエンジニアやデザイナーなどどちらも約60人。両方参加した人もいれば、どちらかだけ参加した人もいる。
 最終日には玉塚元一最高執行責任者(COO)や多くの社員を前に16のアイデアが発表された。その中でローソン賞を受賞したのが「クックローソン」を開発した4人組。アプリはこの4人によって提供される予定だ。
 「ハッカローソン」の担当者で広告販促企画部の白井明子マネジャーは今回のイベントの効果について「社内なら提案した時点でつぶされるような企画が、直接トップの耳に届いた」点を挙げる。

「ハック」+「マラソン」=ハッカソン(Hackathon)

「ハック」+「マラソン」=?
IT業界で流行「ハッカソン」とは2013.02.06
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20130206-00028216-r25

1月21日・22日に開催された「goo presents Challengers 2013 WINTER」内のハッカソンでは、大学生と学生ベンチャーの連合チームによる“横スクロールアクション英語学習ゲーム”が最優秀賞を受賞した
最近、IT業界でハッカソン(Hackathon)が流行中だという。なんだか耳慣れない言葉だけど、実はこれ、「ハック」と「マラソン」を組み合わせた造語で、プログラマーたちが技術とアイデアを競い合う開発イベントの一種なのだ。例えば、フェイスブックを一躍有名にした「いいね!」ボタンも、もともとは同社のハッカソンを通じて誕生した機能だとか。今では大手IT企業がこぞって開催に乗り出しており、ヤフージャパンやグーグルが定期的に社内ハッカソンを行っているほか、オープンに参加者を募るハッカソンイベントが国内でも多数催されている。

ハッカソンは単なる開発コンテストとは異なり、「24時間でひとつのサービスを作り上げ、壇上で聴衆にプレゼンする」という超短時間勝負のルールが特徴だ。ひとつの空間に集められた参加者たちは、思い思いにチームを組んでアイデアを出し合い、意見を交換しながら徹夜でプログラミングを行う。そして翌日のプレゼンでもっとも支持を集めたサービスが優勝! なるほど「マラソン」というだけあって、肉体も精神もキツそうだ。

「時間的、環境的な制約の多いハッカソンでは、ただプログラミングがうまいだけでは勝てません。新しい発想による企画力、それを形にする技術力、仲間同士のコミュニケーションから進行管理まで、サービス開発に必要なあらゆる能力が求められるんです。また、120秒程度の短いプレゼンを通じていかに聴衆を引き込むかが勝負の決め手なので、パフォーマンス力は特に重要ですね」

と語るのは、今年1月に行われた開発イベント「goo presents Challengers 2013 WINTER」のプロデューサーであるNTTレゾナントの河村智司氏だ。学生から本職のエンジニアまで全61人が参加した同イベント内のハッカソンでは、わずか一晩で23ものサービスが生み出された。プレゼンはどれも個性的で、素人の筆者も見ているだけでワクワクしたほどだ。

「IT企業がハッカソンを主催する目的は多々ありますが、新しいサービスや機能に関するアイデアやヒントを発掘できることは大きいですね。内容によっては、製品化を目指して本格的なプロジェクトになることもありえます。一方の参加者にとっては、出会った仲間同士で知識や技術を交換し合ったり、自分の腕を披露したりして人脈を広げられることが醍醐味。とはいえ、それほどストイックなものでもなく、目新しい開発ツールに触りたいという好奇心で参加するプログラマーも多いんですよ」

一種の“お祭り”的な側面もあるが、Webサービスの開発競争がますます激化する現在において、ハッカソンは主催者と参加者の双方にとって“次の一手”を見つけ出すための貴重な実験の場なのかもしれない。

噂の「ハッカソン」に密着した:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130322/245414/?rt=nocnt

自社データ公開「アイデア求ム」 消費者目線のアプリ続々  :日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO59514570Q3A910C1H1EA00/









2013年9月11日水曜日

開放的な風土が育っている

 田舎暮らしの“先進県”と言われる千葉県で、多くの物件を仲介してきた「田舎暮らし!千葉房総ねっと」代表の武田新氏は、こうアドバイスする。

「とにかく田舎暮らしをするならば、移転後すぐに地域の区長・組長に相談に行き、各世帯にどのような挨拶をして回るかを聞くこと。そして、とにかく『どんな言い方をすれば角が立たないか』を常に考えること。逆に言えば、それだけを考えていればいいとも言えます。あとは、移住した人に優しい県を選ぶことでしょう。例えば千葉県はもともと、歴史的に日本全国から移住者が多かったうえに、江戸時代にはいくつもの藩があったため、大藩の封建的な風土を引きずっている土地とは違った開放的な風土が育っている。移住先の歴史を調べることも大切です」

「郷に従う」覚悟がなれけば、安易に移住しないほうがいいかも。

http://nikkan-spa.jp/496375


2013年9月9日月曜日

誰もが無視できなくなるまでスキルを高めろ

満足できるキャリアを築くためには、誰もが無視できないほどにスキルを高めよ


私はいつも「誰もが無視できなくなるまでスキルを高めろ」と言うようにしています。つまり、「十分な実力があるなら、必ず声がかかるはずだ」ということです。


スキルを極めれば自信が生まれます。観客はその自信を感じ取るのです
言い換えれば、それほど高められるであろうスキルに集中しないとダメだということです。つまり、どのような仕事をするかは重要でなく、どのようなスキルを開発してどれだけ素晴らしいアウトプットができるか、ということなのです。私はこの考え方を「職人マインド」と呼んでいます。自分のキャリアに対して職人マインドを持てば、「どうやって価値のあるアウトプットができるか」という外向きの考え方になり、「自分は何が好きなのか?」という内向きの考え方から脱却できます。

■キャリア資本論

研究によると、人間が仕事を好きになる基準は数多くあり、その基準を満たしていれば全く異なるキャリアでも満足できます。その基準とは、例えば自主性(やりたい仕事ができていること)や創造性(どれだけクリエイティブな仕事か)、仕事のスケール、熟練度、尊敬されているか、周囲からスキルを認められているか、などです。もちろん、それぞれの基準をどれだけ重要視するかは人によって違いますが、このように分解すれば「世の中には絶対的に満足できる仕事が1つある」と考えるのがいかに視野が狭いかわかると思います。


私たちは前述の基準を満たす仕事はなかなか見つからない「価値の高い仕事」と認識していますが、「価値の高い仕事」を手に入れるためには「価値の高い結果」を出す必要があります。そして、「価値の高い結果」を出すには、「価値の高いスキル」が必要なのです
仕事が好きでたまらないという人の話を聞くと、頻繁にこのパターンが見られます。彼らは希少性が高く、価値の高いスキルをとてつもない努力を通して獲得していたのです。このような価値の高いスキルは、それ自体がお金を生み出す源泉であり「キャリア資本」と呼べるものです。前述のMartin氏のような人は、このようにスキルをベースにしてキャリアを築き、仕事に対して情熱を感じるようになりました。誰もが無視できなくなるまでスキルを高めることで、生活の糧を得る可能性を最大化できるのです。

■情熱に対する新しい考え方を持とう
「自分の情熱に従え」という考え方は、単純でわかりやすいので説得力があります。確かに、情熱を持って取り組める仕事が見つかればそれに越したことはないでしょう。ただ、私は多くの人にとって現実はそんなに甘くないと思っています。情熱が持てる仕事を見つけるのはとても難しいです。もし、情熱を持てたとしても、それが満足のいくキャリアにつながっているかどうかはなかなかわかりません。
情熱を傾けられる仕事を探すのはやめましょう。代わりに、スキルを磨きましょう。それも中途半端で終わるのではなく、誰もが無視できないほどに高めるのです。スキルの向上に対するひたむきな姿勢こそが、満足のいくキャリアを築くヒントです。








人はなぜ人生の目的を見失ってしまうのか。5つの本当の理由

人はなぜ人生の目的を見失ってしまうのか。5つの本当の理由

2013.09.08 19:00



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Inc.:私たちはつい、人生の目的を、社会的地位の向上、キャリアの確立、財産の蓄積、競争(そして勝利)、権力の掌握と考えてしまいがちです。
そして、成功に恵まれていないとき理想に固執してしまうのは、それ以外に何も知らないからなのです。
そこでひとつ、私からの提案があります。人生の目的は、食べていくための仕事とは一切関係ないと考えてみてはいかがでしょうか。人生の本当の目的は、自分に正直に生きること。そして、自分とはいったい誰なのかを知ることなのだと。
きっと多くの人が「そんなこと分かっている」と言うことでしょう。そして「でも、できないんだ」と。でも、「できない」本当の理由を知れば、理想に近づけるはずです。

2013年9月8日日曜日

IT分野は技術単品の追求ではなく「デザイン」の時代

「いつやるか? ちょっと後でしょ!」IT革新の本質 

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD0202H_U3A900C1X22000/?df=2

一方でITが成熟した今ではどうだろうか? より成熟した既存のものを組み合わせる新結合が多くなっていないだろうか。ドコモが1999年に商品化した携帯インターネットサービス「iモード」は、1998年に開発された常時接続移動パケット網と既存のマイクロブラウザーの組み合わせである。
 「LINE(ライン)」に代表されるチャット型ソーシャルメディアはワイヤレスブロードバンド、クラウド、スマートフォン(スマホ)の組み合わせの上で成り立っている。このように発明を必ずしも伴わない、組み合わせを陽に意識した「設計起点」の新結合も成功している。
 これからのIT分野は技術単品の追求ではなく「デザイン」の時代に入ったと言える。そこでは環境、農業、流通、医療などの他分野と向き合ってどう新結合を設計するかが問われている。米アマゾン・ドット・コムのネット通信販売サービスは、ITが密接に流通システムと新結合している良い例である。
 このようにイノベーションを組み合わせと考えると、より系統的にそれを創造することができる。環境変化への洞察力、組み合わせを編み出す構想力、各要素の成熟さを見極める技術力が重要となる。
 何と何を組み合わせれば飛躍的価値を生むかを考え続ける。いつその組み合わせが成り立つかを考える。新結合を誰よりも少しだけ早く、半歩だけ早く新結合を世の中に出せる人がイノベーターだ。既存のものの組み合わせである以上、タイミングが重要。一歩遅れると敗者、一歩以上早いと愚者になる。
 二歩早かったIT研究者のぼやきの典型例は、「実はあのサービスのコンセプトは俺のほうが早かったんだよな。10年前には試作してデモ展示もしてたよ」。作りたいサービスの構成要素があと少しでそろうのを見極めたイノベーターならこう言うのではないか。「いつやるか? ちょっと後でしょ!」

2013年9月7日土曜日

「グローバル化」と「デジタル化」の衝撃 "ゆでガエル"と化した日本企業

"ゆでガエル"と化した日本企業

http://bizgate.nikkei.co.jp/article/4040614_2.html

熱いお湯にカエルをいきなり入れると、驚いて飛び跳ねて逃げていくのに対し、常温の水にカエルを入れて、少しずつその水を熱しても、カエルは逃げない。徐々に水が熱くなっているのを知覚できないまま、熱湯になったときには逃げる力を失い、そのままゆで上げられてしまうといわれている。世界が大きく変化する中で「ゆでガエル」になってしまっているのが、まさしく今の日本企業の姿だろう。

なぜサムスンにこれほど水をあけられてしまったのか

 「技術立国」「ものづくり大国」などと言われてきた日本だが、その製品が世界市場を席捲したのは、もはや過去の話だ。半導体、薄型テレビ、携帯電話といったハイテク関連製品でさえ、世界市場における日本企業のシェアは低迷の一途をたどっている。

歴史をつくる 「夢なき閉塞社会」を打ち破る

いま必要なのは夢追い型の「政治家」

「政治屋」を生み出す選挙民の意識改革こそ必要


政治屋と政治家の違いは何か。半径5メートル、つまり自分と周囲の利害のために動くのが政治屋、歴史をつくる仕事をするのが政治家といわれる。
「政治リーダーの評価は『歴史に使われた指導者』かどうかで決まる」という言葉もある。古今東西、時代の要求に応える政治を果敢に実行し、歴史的役割を果たしたとき、リーダーは高い評価を得る。
歴史をつくるという高い志、時代の要求に応えるための鋭敏な感覚と強靭な精神を備えた政治リーダーは、目指す目標をわが生涯でいかに達成するかと考える。人には寿命があり、人生は一度だから、当然といえば当然だ。同時代を生きる人々は平和、安全、豊かさ、快適さなどを求めている。それを実現するのが政治家の責務であるのは間違いない。
だが、長く政治の世界をウォッチしてきて、思うことがある。
それだけでなく、「今」を超えて、次代を見通し、未来を生み出すという発想のリーダーが現れないのか、と。
半世紀後とは言わない。せめて10年後、20年後を見据えて、未来図を構想し、実現を目指して今日を生きるというタイプの政治家がほしい。歴史をたどると、達成目標を自己完結的に自分の人生だけで考えずに、長期的展望に立って世界と日本の将来を考察し、未完に終わるリスクを承知で、描く未来像の実現に挑戦した先人たちをときどき発見する。

そんな夢追い型の政治家は、現実政治を動かすパワーがないから何も生み出せないという批判がつきまとう。選挙民は現世利益追求の意識が強いから、選挙で物事を決める民主政治では、自分の人生を超えて未来を発想する政治リーダーは生まれにくいという見方も根強い。
長期的展望に立つ政治家が少ないのは現行の衆議院の小選挙区・比例代表並立制の選挙制度が原因、と説く人もいる。だったら、われわれ有権者がその気になって、人生を超えて未来を考える本物の新型リーダーを輩出しようではないか。
民主政治を蘇生させ、現在の「夢なき閉塞社会」を打ち破るには、まず選挙民の意識改革が必要だが。







2013年9月5日木曜日

週2日は会社員、週3日は社長

週2日は会社員、週3日は社長!「まちづくり会社ドラマチック」の今村ひろゆきさんが選んだユニークな働き方とは? [会社内起業家論]




まちづくり会社ドラマチック」代表の今村ひろゆきさんは、街中の利用されていない空間を間借りするサービス「Ma Ga Ri」や浅草のシェアスペース「LwP asakusa」など、“場”を活用して地域を盛り上げる活動を次々と手がけている方です。greenz.jpでも何度か紹介し、大きな反響を呼びました。
実は今村さん、町や施設の開発プロデュースを行う「株式会社エナジーラボ」の社員でもあります。週2日はエナジーラボの会社員、週3日はドラマチックの社長、という一風変わった働き方ですが、両方の組織にとって良い影響があるのだそう。なぜこの働き方を始めたのか、どうやって仕事を回しているのか?気になるところを今村さんに教えていただきました。




O2O ミッション コミュニティ

なぜ1本498円の缶ビール500本が1分19秒で即完売したのか?
http://www.advertimes.com/20130430/article109495/2/

(1)お客さんとミッションを共有すると仲間になる
(2)究極の020は「会いにいきたい人がいる」こと
(3)ビールを売るのではなく、新たなビール文化をつくる


ネットショップ「究極の自動販売機」型と「究極の対面販売」型

http://www.advertimes.com/20130528/article112106/2/


(1)ソーシャル時代に「自然にツッコまれやすいお店」は盛り上がる

前の記事からの繰り返しになりますが、この連載では、ネットショップには「究極の自動販売機」型と「究極の対面販売」型という2つの方向性がある、という前提(第1回参照)で考えてきています。
スキのないコンテンツやつぶやきというのは、「SNSでコメントしにくいランキング」の上位です。逆に言うと、「ツッコまれやすさ」というのが一つのキーワードになります。ただ、「賢い人がコメントさせようと計算し尽くした参加型コンテンツ」というのも、長く付き合っていくうちにだんだん「コントロールされてる感」が感じられてきたりして、人が離れていく傾向があります。
「シルエットクイズ」のように、店長やスタッフの人柄が表れた自然な形としての「ツッコまれやすさ」のあるお店は、そこから生まれる会話をきっかけにしながら、長い時間をかけて「本当の意味でのファン」が増えていきます。

(2)よい面白企画の裏には、骨太な背景と充実したコンテンツがある

「シルエットクイズ」がお客さんの問い合わせをきっかけに生まれたように、「よい面白企画」の裏側には「骨太な背景」があることが多いです。冒頭の記事では触れていませんが、「ふろしきや」さんには充実したコンテンツがあります。たとえば最近、海外の外国人からの注文が増えてきたので、サービスとして「風呂敷の包み方」の英訳パンフレットや「古典柄の意味」を解説する英訳資料もつけています。新柄が出るたびに、千恵子店長が柄の解説を書いているのです。
それらのコンテンツの蓄積によって、千恵子店長は2007年に『カジュアルふろしきライフ』という著書を出版するに至っています。

(3)商材を安易に広げず、深掘りするほうが旗が立つ

風呂敷専門店として始まっている「ふろしきや」さんですが、これまでに「和雑貨なんかに手を広げたほうがよいのではないか」という迷いも大きくあったといいます。ただ、屋号が「ふろしきや」で商標も取っていたので、「風呂敷一本で強みを磨いていこう」とコツコツ続けてきたそうです。
「おかげで母が風呂敷の本を出版するようになったりして、結果的には風呂敷ではウチが一番専門的になれているんじゃないかと思います。広い商材を扱って一番になるのは簡単じゃないけど、ニッチな世界で思いっきりがんばれば、一番になれる可能性がある。風呂敷で日本一なら、世界一ですし(笑)」(稔之社長)
お客さんの心に刺さり、記憶に残るブランドになるには「捨てること」が大事だといわれますが、実際に葛藤しながら実践している「ふろしきや」さんの「商売を楽しむ姿」に、たくさんのことを学ばせていただいています。

自己中心的利他

(2) 本物の理念は「自己犠牲的利他」ではなく「自己中心的利他」から生まれる

「もっと売上を伸ばしたい」とか「お金持ちになっていい車に乗りたい」という利己的な考えは「理念」になりません。かといって、自己を犠牲にして他人を利する「自己犠牲的利他」の姿勢は、本人がつらそうだったりして、結局、まわりにハッピーな気分を与えられないことが多いように思います。逆に、自分のやりたいことを夢中でやっているうちに、まわりの人から「ありがとう」と言われるようになるのが理想的です。これを「自己中心的利他」と呼んでいます。

2013年9月4日水曜日

「右脳派」「左脳派」

右脳派・・・ひらめきやフィーリングを重視するクリエイティヴな右脳人間

左脳派・・・事実や秩序を重んじる論理的な左脳人間

正攻法と人目を引く奇策との組み合わせ

 両備ホールディングス(岡山市)の会長、小嶋光信(68)は人口減社会の下での鉄道経営を考え続けてきた経営者だ。06年に引き継いだ和歌山電鉄(和歌山市)など廃止寸前の事業者を傘下に収め、業績や利用者数を回復させた小嶋は「公共交通の再建請負人」として知られる。
 その手法は「正攻法と人目を引く奇策との組み合わせ」。和歌山電鉄では、勤務体系の大胆な組み替えで人件費を半減させたが、それだけでは客は増えない。同時に気鋭のデザイナー、水戸岡鋭治(66)に「乗りたいと思わせる面白い車両」の設計を依頼し再建を軌道に乗せた。

地方発 成長のヒント(3) 「バリアアリー」

2013/9/4付
 介護業界で「夢のみずうみ村」方式が広がっている。発信元は作業療法士の藤原茂(64)が理事長を務める、社会福祉法人夢のみずうみ村(山口市)だ。
手すりのない廊下や段差の多い介護施設を提唱する藤原氏
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手すりのない廊下や段差の多い介護施設を提唱する藤原氏
 「フランチャイズチェーン(FC)の一つとして傘下に入りたい」。藤原には今、病院の理事長などからこんな申し出が次々と入る。受けた誘いは70件以上。藤原はFC展開はほぼ断るが、ノウハウは教える。直営で千葉県浦安市と東京都世田谷区に進出したほか、まねる施設が相次ぐ。
 広がる理由は「通ううちに要介護度が軽くなる人が多い」まれな施設だからだ。「上げ膳据え膳」が介護施設の主流だが、それでは利用者の生活力は戻らない。手厚い介護が逆に生活力を奪う矛盾を経験した藤原が「自ら動き、選ぶことで回復できる」仕組みを編み出した。
 2001年に山口市に設立したデイサービスセンター。廊下には手すりがなく段差も多い。利用者は家具などにつかまりながら歩く。昼食時には足の不自由な人ですら歩いて自分の料理を運ぶ。「バリアフリーならぬバリアアリーです」と藤原は笑う。施設での過ごし方もお仕着せではない。陶芸や料理教室、プールなど200種類以上から、本人が考えて選ぶ仕組みだ。
 10年の国勢調査で人口が減少に転じた日本。だが山口県は1986年から減り始め、高齢化率は全国4位だ。人口減の先進地域でもまれた事業は、これから問題が深刻になる都市で展開するときに強い武器になる。
 両備ホールディングス(岡山市)の会長、小嶋光信(68)は人口減社会の下での鉄道経営を考え続けてきた経営者だ。06年に引き継いだ和歌山電鉄(和歌山市)など廃止寸前の事業者を傘下に収め、業績や利用者数を回復させた小嶋は「公共交通の再建請負人」として知られる。
 その手法は「正攻法と人目を引く奇策との組み合わせ」。和歌山電鉄では、勤務体系の大胆な組み替えで人件費を半減させたが、それだけでは客は増えない。同時に気鋭のデザイナー、水戸岡鋭治(66)に「乗りたいと思わせる面白い車両」の設計を依頼し再建を軌道に乗せた。
 和歌山では今、水戸岡の設計したいちご電車が人気だ。利用者は年192万人から220万人に回復。収支も5億円の赤字からほぼ均衡するまで改善した。「危機こそ成長の好機」と話す小嶋。少子高齢化が進む地方で得たノウハウは大都市圏ばかりか、今後人口減が始まるアジアでも生かし得る。