2013年9月13日金曜日

「当たり前の良さ」はきちんとアピール

五輪招致活動で教訓とすべき最大のレッスン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20130910/253210/?P=4&nextArw

 ただし、日本が持つ「当たり前の良さ」はきちんとアピールしなくては伝わりません。これが今回の五輪招致の最大のレッスンでしょう。プレゼンの重要性に多くの人が気づいたはずです。これまで、国際舞台で日本に一番欠けていたのがプレゼンに象徴される、本質と関係ない売り込みです。しかし、きちんとアピールしなければ誰も分かってくれないのです。
 ビジネスでも、世界一の良い製品を妥当な価格で売れば、当然世界でも売れるはずだという、生産側の都合だけで、世界市場に売り込もうとしていたのが、これまでの失敗でした。世界市場、グローバル市場は存在せず、ローカル市場の積み重ねですから、それぞれのローカル市場の消費者に、それぞれ適応したアピールをしないといけないのです。IOCの各委員の関心に合わせてアピールしないといけないのと同じです。

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