2013年9月25日水曜日

常識を破るとは、トップ4%と同じ行動をすること

「売上の80%は20%の営業マンが稼ぐ」「仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれる」。

 これは、「パレートの法則」「80:20の法則」と言われますが、キッチリ80:20という数字になるかは別にして、非常に少ない人が多数の成果をあげていることは、あなたの周りを見ても分かると思います。

 それをもう少し深掘して考えてみると、80%の収益を稼ぐ20%の中においても、その80%を稼ぎ出す20%がいるということです。つまり全体から見た場合、「64%を稼ぎ出すトップ4%がいる」ということです。

 これが本連載の基となった書籍のタイトルにある「96%の人がやっていない」の由来です。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130925-00000020-zdn_b-bus_all



「常識」こそが成功の足かせ

誠 Biz.ID 9月25日(水)12時5分配信
「常識」こそが成功の足かせ
稼ぐ人の仕事術:
 「お客を大切にしろ」「人脈を広げろ」「時代のいく先を読め」「メールは即レスしろ」こんなことをしていても成果は出ない! トップ4%が実践する最短で成果を生む方法を教えます。

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 誰にでも能力がある……。
 顧客志向……。
 優先順位を決めろ……。
 人脈を作れ……。
 強い意志があれば願いはかなう……。

 ビジネスにおいて、それらは「常識」とされています。

 確かに、こういう言葉は聞いていて、心地よく耳当たりがいいものです。本当にそうであったら幸せだなあと私も思います。

 でも、周りを見渡してみてください。「何をやってもダメだなというヤツ」「『顧客満足』を語りながら接客がぐちゃぐちゃ。でも、儲かっている会社(例えば、某家電量販店とか)」「想いばっかりで使えないヤツ」は確実に存在しています。

 一方で、たいした努力をせずともバリバリ成功するビジネスパーソンや、志なんてなくてもバンバン稼いでいる会社もあります。

 ビジネスにおいて成果をあげる人はごく少数です。ということは、ビジネスで成果をあげるという点において、「常識」は間違っている。それが私の考えです。

 ビジネスにおいて、成果をあげることは必須条件です。成果をあげられないヤツに、夢や想いを語る資格なんてない。それがビジネスの世界です。

 「そうはいっても、世の成功者や有名経営者は、そういった『常識』を、『本当に大事だ』と語るじゃないか」と思われたかもしれません。それは彼らの立場を考えれば分かります。

 「そんな『常識』は間違っている」「顧客志向なんておかしい」「人脈なんてクソだ」と言ったらどうなるでしょうか? きっと非難ごうごうでしょう。せっかくそれなりの地位を築いたはずなのに、そんな危ないことを伝えるメリットはありません。

 だから世の中の著者や成功者と呼ばれる人たちは、それなりの耳当たりのいい話しかしないのです(彼らは耳当たりのいい話をし続けることによって、自己洗脳にかかって、いつの間にか本気で「想いがあれば……」とか言い始めます。そうなると、一層タチが悪いわけですが…)。

 しかし実際の行動を見てみると……、外に向けて言っている「常識」と実践している「常識」は違う成功者は、少なくありません。

 例えば、経営には人格が大事だとおっしゃる「神様」と呼ばれる有名経営者。愛人を作り、あげくの果てにはその子どもを自分の会社に入社させているのは、公然の秘密です。そこに人格というものが存在するのか、甚だ疑問です。

 「常識」とは単に多くの人が支持していることに過ぎません。正しいかどうかではないのです。その例として、天動説が信じられている時代に地動説を唱えたコペルニクスの逸話はあまりにも有名です。

●常識を破るとは、トップ4%と同じ行動をすること

 私はコンサルタントとして、セミナーやコンサルティングなどで延べ2万人を超える経営者とお会いしてきました。そして、合わせて1000人以上の経営者にコンサルティングをし、その会社のスタッフにもたくさんアドバイスをしてきました。成果をあげなければ、契約は打ち切られるというシビアな現場です。

 そこで気付いたのが、多くの人にとって成果をあげるための足かせとなっているのが、まさに「常識」だということです。実際、正しく「常識」を破ることができると、一瞬で成果があがります。なぜなら、今までの行動が大きく変わるからです。

 実際に、

・「優先順位を立てること」をやめたおかげで、働く時間が半分になり売上が倍になったセールスパーソン
・「顧客志向」をやめて、客単価が倍になり、会社の利益が2.7倍になった経営者
・「夢を紙に書いて」も、夢を細分化して計画しても叶わなかったのに、あることをやっただけで長年の夢だった独立起業を果たしたサラリーマン
・「人のために尽くす」のをやめて、徹底的に利己主義を貫くことで年収を倍にし、孤児院に寄付をしまくっているスーパーサラリーマン

 など、「常識」を破ることで一瞬で成果をあげるようになった人がたくさんいます。

 「売上の80%は20%の営業マンが稼ぐ」「仕事の成果の80%は、費やした時間の20%から生まれる」。

 これは、「パレートの法則」「80:20の法則」と言われますが、キッチリ80:20という数字になるかは別にして、非常に少ない人が多数の成果をあげていることは、あなたの周りを見ても分かると思います。

 それをもう少し深掘して考えてみると、80%の収益を稼ぐ20%の中においても、その80%を稼ぎ出す20%がいるということです。つまり全体から見た場合、「64%を稼ぎ出すトップ4%がいる」ということです。

 これが本連載の基となった書籍のタイトルにある「96%の人がやっていない」の由来です。

 多分、本連載を読んだらイラっとすることが多数あるはずです。信じていた「常識」を否定されるのですから。しかし、イラっとしているということは、それだけ「常識」にとらわれているサインです。

 あなたの貴重な時間を使って本連載を読まれるわけですから、まずはいったん、書いてあることをそのまま飲み込んでみてほしいのです。「道徳的に照らせばおかしい部分もあるけど、冷静に考えればそうだよな」と思えるはずです。でも、自分に合わないということであればそれは採用しなければいいのです。

 一度飲み込んでみて、マズければ吐き出す。そういうスタンスで読んでみてほしいのです。

 私の「常識」の破り方は大きく2通りあります。

 1つは、一般的な「常識」の真逆を薦めるという破り方。

 もう1つは、「常識」が言うことには賛同するものの、その「常識」が喚起している行動に異を唱えるという破り方です。

 仕事の妨げにしかならない多くの「常識」を一度破ることができれば、成功に本当に必要なことが見えてきますし、それに必要な行動だけに集中することができます。

 そうなればシメタもの。あなたの仕事の仕方は大きく変わり、成果をあげるのが当たり前の稼げるビジネスパーソンになっていることをお約束します。

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