2014年1月27日月曜日

歴史と文化は短時間で醸成できない

欧州最大手ファンドが日本の中小企業を買収したワケ

日本企業が持つ「逆立ちしても手に入らないもの」とは

http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20140116/258335/?P=2&mds

歴史と文化は短時間で醸成できない

 「日本オイルポンプの良さを理解してくれるパートナーを探していたところ、一番の理解者がウェンデルだった」
 日本オイルポンプの中尾真人社長はこう語る。
 日本企業以上に日本オイルポンプを評価したウェンデル。一度地獄を見た企業のどこに魅力を感じたのだろうか。
 「欧州企業が逆立ちしても手に入れられないものを、日本オイルポンプは持っていた」とウェンデルジャパンの川田真社長は打ち明ける。
 特に評価した点は、日本企業ならではの開発力だ。独創性、独自性のある視点と、技術者を中心とした職人が自分の仕事を極める素地、そして90年の歴史だという。
ウェンデルは技術者が自分の仕事を極める素地や歴史に着目した
 ウェンデルはアジアでの事業展開を考えていたが、その足掛かりとなる企業を探していた。中国やインド、東南アジアを見渡せば急成長を遂げる新興国の企業は数多存在する。だが、歴史と文化を短時間で醸成するのは難しい。
 工業化からの歴史が長く、技術がきちんと伝承されている企業。そして、日本的経営の良さとされる「労使一体の開発ができる企業」として、ウェンデルは投資したのだ。
 日本オイルポンプは世界シェア7割と圧倒するだけに、成長性に乏しいと思われがちだが、そうした先入観を覆す画期的な製品を2011年に生み出した。

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